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【高校野球】決勝は日本文理×中越 夏季大会・準決勝

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新潟県高野連主催の独自大会「新潟県高校夏季野球大会」は4日、新潟市のハードオフ・エコスタジアムで準決勝2試合が行われ、日本文理と中越が決勝戦に進んだ。日本文理は2回に先制、3回には2本の適時打などで3点を加え、公立で唯一勝ち残った村上桜ヶ丘を振り切った。中越は初回に2本塁打で5点を先行し、初のベスト4進出で勢いに乗る上越にコールド勝ちした。5日は休養日で、決勝戦は6日の10時から、同スタジアムで行われる。

準決勝①日本文理6-2村上桜ヶ丘
7回裏、日本文理が大矢怜(3年)の右線2点適時三塁打で6-2とリードを広げる


準決勝②中越7-0上越
1回裏、中越は主将・廣瀬航大(3年)の右越え2ランで先制


◎4日の準決勝の試合結果◎
<ハードオフ>
①日本文理6-2村上桜ヶ丘
→日本文理が2年連続の決勝進出

(バッテリー)
桜丘:菅原岳心-宮村翔
文理:種橋諒、渡邊京、長谷川優也-千島広大
(二塁打)
文理:中田龍希(6回)
(三塁打)
文理:大矢怜(7回)


②中越7-0上越(7回コールド)
→中越が2年ぶりの決勝進出

(バッテリー)

上越:山田幹汰、髙野空-山岡柊
中越:佐藤雄飛、加藤秀成-永井幸太
(二塁打)
中越:永井幸太2(1回、5回)、廣川雄己(7回)
(本塁打)
中越:廣瀬航大(1回・2ラン)、渡辺恵多(1回・3ラン)


◎6日(木)の決勝戦◎
<ハードオフ>

日本文理(10:00)中越

(取材・撮影・文/岡田浩人 取材/松井弘恵 撮影/嶋田健一)


【高校野球】中越が夏2年ぶり優勝 決勝戦を速報 夏季大会

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新潟県高野連主催の独自大会「新潟県高校夏季野球大会」は6日、新潟市のハードオフ・エコスタジアムで日本文理と中越による決勝戦が行われる。試合状況をできる限り速報する。

◎6日の決勝戦の試合状況◎
<ハードオフ>
中越9-3日本文理(試合終了)
文理 201 000 000 =3
中越 000 611 01× =9
→中越が2年ぶり夏優勝
(バッテリー)
文理:種橋、渡邊、岡野、田中、長谷川-千島、平野
中越:佐藤旦-永井

(試合内容)※公式記録と異なる場合があります
・9回表 文理 ⑥平野 中飛 ⑦中田 見三振 ⑧相模 二後方二塁打 ⑨渡部 一邪飛 無得点
・8回裏 中越 文理投手⑤長谷川 三に渡部 ③廣瀬 右前H ④永井 右飛 ⑤小黒 犠打、2塁 ⑥荒木 中前Hで1点 ⑦佐藤旦 見三振 得点1
・8回表 文理 ③長谷川 右飛 ④大矢 空三振 ⑤齋藤 右飛 無得点
・7回裏 中越 文理投手⑯岡野 ⑦佐藤旦 一ゴロ ⑧横尾 遊ゴロ ⑨中野 右前H ①大勝 左前H 文理投手⑲田中 ②酒井 遊飛 無得点
・7回表 文理 ⑨代打樋口 二ゴロ ①桑原 一ゴロ ②佐々木 遊ゴロ 無得点
・6回裏 中越 ①大勝 空三振 ②酒井 中前H ③廣瀬 二盗失敗、中前H ④永井 二盗、右前Hで1点 ⑤小黒 左前H ⑥荒木 右前Hも本塁憤死 得点1
・6回表 文理 ⑥代打平野 空三振 ⑦中田 見三振 ⑧代打相模 見三振 無得点
・5回裏 中越 ④永井 右前H ⑤小黒 投ゴロ2塁アウト ⑥荒木 中前H ⑦佐藤旦 三飛 ⑧横尾 左前Hで満塁 ⑨中野 暴投で1点、空三振 得点1
・5回表 日本文理 ③長谷川 空三振 ④大矢 中飛 ⑤齋藤 二ゴロ 無得点
・4回裏 中越 ③廣瀬 右前H ④永井 左前Hで1、3塁 ⑤小黒 空三振 ⑥荒木 中前Hで1点 ⑦佐藤旦 左前Hで1点 ⑧横尾 四球 ⑨中野 バント投野選で1点 ①大勝 遊飛 ②酒井 右線三塁打で3点 文理投手⑪渡邊 ③廣瀬 空三振 得点6
・4回表 日本文理 ⑧清水 二ゴロ ⑨種橋 右飛 ①桑原 左中間二塁打 ②佐々木 三ゴロ 無得点
・3回裏 中越 ⑨中野 遊ゴロ ①大勝 一ゴロ ②酒井 三ゴロ 無得点
・3回表 文理 ③長谷川 三ゴロ悪送球で2塁へ 中越守備、酒井が左、丸山に代わり横尾が三 ④大矢 空三振、送球間に走者3塁へ ⑤齋藤 右前Hで1点 ⑥千島 二盗、投ゴロで2塁挟殺 ⑦中田 右飛 無得点
・2回裏 中越 ⑤小黒 左前H ⑥荒木 投ゴロで1塁 ⑦佐藤旦 三ゴロで二塁アウト →二悪送球で打者走者2塁 ⑧丸山 遊ゴロ 無得点
・2回表 日本文理 ⑦中田 右前H ⑧清水 空三振 ⑨種橋 空三振 ①桑原 左前Hで1、3塁 ②佐々木 見三振 無得点
・1回裏 中越 ①大勝 見三振 ②酒井 左飛 ③廣瀬 中前H ④永井 左飛 無得点
・1回表 日本文理 ①桑原 右越え三塁打 ②佐々木 見三振 ③長谷川 三内野安打で1点 ④大矢 二盗→捕送球失策で三塁へ、四球 ⑤齋藤 二盗で2、3塁、三邪飛 ⑥千島 左前Hで1点 ⑦中田 一塁牽制死 得点2

(先発メンバー)
先攻:日本文理 ①二 桑原 ②遊 佐々木 ③三 長谷川 ④中 大矢 ⑤右 齋藤 ⑥捕 千島 ⑦一 中田 ⑧左 清水 ⑨投 種橋

後攻:中越 ①中 大勝 ②三 酒井 ③二 廣瀬 ④捕 永井 ⑤一 小黒 ⑥右 荒木 ⑦投 佐藤旦 ⑧左 丸山 ⑨遊 中野

(取材・撮影・文/岡田浩人 取材/松井弘恵 撮影/嶋田健一))

【中学硬式】新潟シニアが優勝 14日に全国切符懸け長野2代表と対戦 日本選手権・新潟ブロック予選

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中学硬式野球の「第48回リトルシニア日本選手権大会」の信越連盟による新潟ブロック予選が10日までに長岡市悠久山球場などで開催された。決勝戦では新潟シニアが長岡シニアをくだして優勝。新潟シニアは14日に新井市で開催される信越連盟順位決定リーグ戦で長野県の2地区の優勝チームと対戦し優勝すれば、9月に東京などで開催される日本選手権への出場権を得る。

新潟ブロックを制した新潟シニア 14日に長野県代表2チームと対戦する

◎10日の決勝戦の結果◎
<悠久山>
新潟シニア 14-1 長岡シニア

(バッテリー)
新潟:五十嵐暁、小林凜-岩崎純大
長岡:大勝竣、野本壮大、加藤貴明、大勝竣、古泉大和-寺尾快生
(二塁打)
新潟:若林恭一(3回)、小林凜2(5回、7回)、岩崎純大(6回)
長岡:長谷川晴也(7回)

長岡シニアの先発⑤大勝竣(長岡南中3年)


長岡シニアは1回途中から①野本壮大(宮内中3年)が登板


1回表、相手守備の乱れで1点を先制した新潟シニアは2死1、3塁から甲斐悠翔(分水中3年)の右前適時打で2-0に


長岡シニアは3回から⑭加藤貴明(新大附属長岡中2年)が登板



3回裏、長岡シニアは1死2、3塁から小林倖(青葉台中3年)の犠飛で1点を返す


新潟シニアの先発⑩五十嵐暁(新津第一中3年)は6回1失点の好投


中盤以降も得点を重ねた新潟シニア 左端は8月から指揮を執る南場将也監督

◇新潟シニア・南場将也監督の話◇
「先発した五十嵐暁は(投球回制限で)6回までしか投げられない中で1失点で、今大会はアイツで勝たせてもらったようなもの。1回戦から打って、抑えてくれた。アイツに尽きる。暑い中で戦うことは泉(貴之)前監督が準備をしてくれていた。選手は決勝も元気に動いてくれた。現3年生が1年生で入ってき時に自分もコーチとして戻ってきた。(泉前監督の退任後の大会だったが)やることは変わっていない。気負いはなかった。14日(信越連盟順位決定リーグ戦)へ、期間も短い。この状態のまま入ることができる」

◇新潟シニア・小林凜主将の話◇
「日頃から長い練習をしてきているおかげで勝たせてもらった。昨秋に負けた時からこの夏の戦いをずっと見てきた。準備はしっかりできた。打撃が課題でやってきたが、得点が多かったのはよかった。信越リーグ決定戦では『泉魂』を忘れず、今までやってきた3年間を出して絶対に勝ちたい」

◇新潟シニア・五十嵐暁投手の話◇
「打たせて取る投球を心掛け、しっかりコースに投げることができた。三振を取るというよりは打たせて取る自分の投球ができた。(泉前監督には)投手として自分を育ててもらった。去年秋は体力がなく、置きにいって打たれた。冬場は体力トレーニングで走って、基礎を鍛えてきた。体重は4キロ増えて73キロになった。南場監督の最初の夏に全国の舞台に立ちたい。14日もチーム一丸で勝っていきたい」


準優勝の長岡シニア

◎10日の準決勝の結果◎
<悠久山>
長岡8-6長岡東
新潟3-0新潟江南


◎9日の2回戦の結果◎
長岡東26-2新潟東
長岡7-0新潟西
新潟江南(棄権)柏崎
新潟8-5新潟北

◎1日の1回戦の結果◎
長岡東8-2新発田
長岡3-2新津五泉村松
新潟江南25-3村上
新潟3-1上越

(取材・撮影・文/岡田浩人)

【中学硬式】新潟シニアは2位で全国出場ならず 日本選手権・信越代表決定戦

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中学硬式野球の「第48回リトルシニア日本選手権大会」の信越連盟による代表決定戦(順位決定リーグ戦)が14日、妙高市の新井総合公園野球場で開催された。新潟1位の新潟シニアは中野シニア(東北信1位)、松本南シニア(中南信1位)と対戦し、1勝1敗で2位となり、日本選手権出場を逃した。

長野県の2代表と戦い1勝1敗も、全国切符はならなかった新潟シニア

◎14日の代表決定戦の結果◎
<新井総合公園>
①新潟シニア 0-4 中野シニア

(バッテリー)
新潟:五十嵐暁、小林凛ー岩崎純大
中野:大塚、櫻井-多田
(二塁打)
中野:市川
(三塁打)
中野:市川

②中野シニア 8-1 松本南シニア(5回コールド)

③新潟シニア 7-0 松本南シニア(6回コールド)

(バッテリー)
松本南:原田、高林-吉水
新 潟:宮村優、五十嵐暁-岩崎純大
(二塁打)
新 潟:岩崎純大
(三塁打)
新 潟:宮村優、小林凛

5回裏、新潟は岩崎純大(小新中3年)の適時二塁打で5-0に


6回裏、新潟は更科悠風(燕北中2年)の適時打で7-0としてコールドに


1勝1敗で惜しくも全国出場はならなかった新潟シニア

◇新潟シニア・南場将也監督の話◇
「試合前に『2つ負けて帰る訳にはいかない』と話した。2試合目の先発の宮村は試合をつくってくれた。守備のリズムをつくってくれて、打線も乗りやすかった。秋の新人大会の1回戦負けから始まり、コロナで3か月練習ができない時期があったが、よく信越の2位まで上がってくれた。これが終わりではない。自分自身も新潟シニアの時には1つも全国に出れず、その思いを持って高校(日本文理高)で甲子園に行き、大学(東北福祉大)でも選手権、社会人(信越硬式クラブ)でも都市対抗も出ることができた。これで終わりではない。これを糧にして頑張ってもらいたい」

◇新潟シニア・小林凛主将の話◇
「1試合目は序盤に点が取れず厳しかった。2試合目の前に『絶対に勝つぞ』と話した。何も残さないくらい全力でやった。(新チーム発足時は)最初はまとまりがないチームだったが、みんながよく頑張った。この悔しさで強くなりたい。ここで教わったことをいかして高校でも頑張りたい」

(取材・撮影・文/岡田浩人)

【高校野球・中学硬式】新潟北シニア出身の曽我が躍動 後輩も声援 甲子園交流試合出場の桐生第一

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甲子園球場で開催中の「甲子園交流試合」で16日、中学硬式野球の新潟北シニア出身の曽我一瑳選手(高志中等教育学校)が群馬・桐生第一高の二番打者・中堅手として先発出場した。兵庫・明石商高と対戦して2対3で惜敗したが、プロ注目の中森俊介投手を相手に4打数2安打あ盗塁の成績を残し、聖地で躍動した。

新潟北シニアから誕生した初の甲子園出場選手で、新潟市内では後輩や元チームメイトたちが声援を送り、活躍を見守った。

インターネット中継で曽我一瑳選手のプレーを見守る新潟北シニアの選手たち

曽我選手は新潟市立高志中等教育学校の3年間、新潟北シニアでプレー。3年時には主将を務めた。宮澤公一監督は「左腕のエース投手だったが、走塁のセンスが抜群だった。次の塁へ進もうという力が図抜けていた」と振り返る。

高志中等教育学校には野球部がなかったため、普通高校への進学を考え、「強豪校で甲子園に出場したい」と県外の群馬・桐生第一高に進学した。高校では投手から外野手へと転向し、昨秋の秋季群馬県大会では2本塁打をマークするなど長打力に磨きをかけて活躍した。チームは昨秋の関東大会でベスト4に進出し、春の選抜大会出場を決めた。コロナ禍で選抜大会が中止となったが、今回の交流試合で曽我選手は念願だった甲子園の土を踏むことになった。

新潟北シニア時代の曽我一瑳選手 エースで主将を務めた(写真は新潟北シニア提供)


新潟北シニア出身選手として初の甲子園出場を果たした曽我一瑳選手(写真は新潟北シニア提供)

16日の交流試合で、曽我選手は初回にチーム初安打となる内野安打で出塁。8回には右前安打を放ち、二塁盗塁を決めた。試合には敗れたが、甲子園で躍動した。

新潟市で試合中継を見守った元チームメイトで新潟明訓高3年の中島貴斗さん(18)は「中学で一緒にやっていた頃とは別人のようで、頑張っている姿を見ることができてうれしかった」と話し、「自分も大学で野球を頑張ろうと思った」と刺激を受けた様子。新潟北シニアの座主勝永さん(14・光晴中2年)は「新潟北シニア出身の先輩が甲子園でプレーしている姿を見て、誇らしかった。自分も将来は甲子園を目指して、新潟県を制覇できるような選手になりたい」と目を輝かせていた。

(取材・撮影・文/岡田浩人 写真提供/新潟北シニア)

【中学硬式】新潟西シニアが全国選抜大会に出場 18日に初戦

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中学硬式野球の「第26回日本リトルシニア全国選抜大会」が17日、大阪府で開幕し、新潟県から新潟西シニアが出場する。昨秋の新潟ブロック新人大会で優勝し、その後の信越大会でも各地区の優勝チームに連勝して信越1位となり、全国選抜大会への出場切符を手にした。しかし新型コロナウイルスの感染拡大を受け、3月に開催予定だった大会は8月に延期となり、さらに期間も3日間に短縮され、新潟西シニアは勝ち上がっても2試合のみで大会が終えることになった。チームが目標としていた「日本一」は幻となったが、選手たちは「3年間の集大成となるよう全力で頑張りたい」と意気込んでいる。

初戦となる2回戦は18日(火)正午からの予定で、八王子シニア(関東連盟)と対戦する。

全国選抜大会に出場する新潟西シニア

新潟西シニアは昨秋の信越大会で打ち勝って1位となり、5年ぶり3回目の全国選抜大会出場を決めた。しかしコロナ禍で3月5日に選抜大会の中止が発表され、チーム練習時間も大幅に制限された。約2か月の練習自粛期間を余儀なくされた。渡部斡(はる)主将(15・坂井輪中3年)は「コロナ期間中はずっと目標がなかった」と話す。しかし、選抜大会の8月開催が決まり、「ようやく目標が定まった。大会を開いていただいたことに感謝したい」とチームとしての目標が決まった。

早川喜隆監督は「チームの特徴は打撃。振れる選手が揃っている。全国で勝つために冬場は投手力を鍛えた」と話す。チームの中心選手は三番打者の本間陵(15・分水中3年)。「こんな中学生はいない。監督生活12年間でナンバーワン」と早川監督は最大級の評価を与える。「フルスイングが特徴だが、打席ではボール球に手が出ない。我慢ができる選手」と話す。「秋は本間が打てるか打てないかが勝敗に影響してきたが、今は投手を含めそれ以外の選手でカバーできるようになってきた」とチームの状況は上向いている。

三番打者で捕手の本間陵(分水中3年) 本塁打を量産するパワーヒッター

本間は小学2年生で地元の軟式野球チームに入団。「太っていたので痩せるために」と入ったチームで打撃の才能が開花。小5で捕手を務め、小6の時にはNPBジュニアトーナメントの埼玉西武ライオンズジュニアの選抜メンバーに選ばれた。「憧れ」と話す山川穂高選手と同じユニフォームを着て、三番打者として全国の舞台で活躍した。

小学校卒業間近の春に新潟西シニアに入団し、中学入学前には神奈川県への遠征での練習試合で中学2年生の投手から初本塁打をマーク。以来、積み重ねてきたサク越えは約30本を数える。右打席からライト方向へも長打を打てるのが特徴で、173センチ、85キロの堂々とした体つきながら、100メートルを12秒台で走る俊足の持ち主。選抜大会を前に「本塁打だけでなく、捕手としてもチームを引っ張りたい」と意気込んでいる。

新潟西シニアではコロナの自粛期間あけに保護者が3年生選手を紹介する動画を作成し、YouTubeで公開した。撮影用カメラを最大6台設置。早川監督は「コロナでもう試合ができないと思っていたので、高校進学を考える選手の記録用にと思った」と話す。渡部主将は「動画作ってもらってありがたかった。モチベーションになった」と感謝する。(動画は下のメンバー欄で紹介)

その後、選抜大会の8月開催が決定。早川監督は「実戦経験も積むことができた。1人ひとりが成長の糧とできるよう、コロナの中でも個人が頑張ってきたことの証明をしてほしい」と選手の奮起に期待する。渡部主将は「最大で2試合しかできないが、3年間の集大成となるよう全力で頑張りたい。いろいろな影響で大阪に行けない仲間もいるので、勝っていい報告ができるようにしたい」と力を込める。


◎軟式から硬式に挑戦 十日町から通う選手◎

新潟西シニアには軟式野球出身で中3から入団した選手が在籍している。十日町市の水沢中3年・柳京四郎選手(14)で内野手と外野手を務める。コロナ期間中に知人に誘われて、新潟西シニアの自主練習に行ってみたところ、「硬式も面白い」と感じたという。学校再開後は平日は部活動で軟式、休日は硬式、と2つのボールを経験しながら技術を向上させてきた。中学の部活動も終わり、初めての全国大会に「緊張するが楽しみにしている」と笑顔をみせる。

早川喜隆監督(右)のティーを打つ柳京四郎(水沢中3年)

柳は水沢中の軟式野球部では主将で遊撃手や投手を務めてきた。コロナで休校期間中だった3月、「体を動かしたい」と知人に誘われて新潟西シニアの自主練習に行ってみたところ「硬式も面白い」と感じたという。

「初めて来た時はシニアの選手は取り組みが違うと感じた。最初は緊張してチームメイトとも話せなかった」と振り返る。しかし野手としてのセンスと「野球に取り組む姿勢がすばらしい」と感じた早川監督が練習試合でレギュラーとして抜てき。渡部主将も「プレーで引っ張ってくれている存在。みんなが刺激を受けている」とその実力をチームメイトが認めるようになった。俊足巧打が武器の柳は「硬式はバットが重いが、ボールが打ちやすい」と話す。硬式バットに慣れるため、十日町市の自宅では毎日30分から1時間、木製バットを振ってきた。

その後、中体連の大会は公式戦が中止となった。柳は休校明けは平日は部活動、土日は十日町市から片道約2時間の時間をかけて新潟市まで移動し、新潟西シニアのメンバーとして練習を続けてきた。水沢中の軟式野球部の活動は7月の十日町地区の交流戦で最後となった。8月に新潟西シニアの一員として正式登録。今回出場する選抜大会は自身が挑む初めての全国舞台となる。

「これまで県外のチームと戦う経験もあまりなかった。全国の舞台は初めてで、楽しみだが緊張する」と話す柳。「将来は甲子園に出たい」と夢見ている。夢への第一歩となる全国の舞台での活躍を誓っている。


◎新潟西シニアの選抜大会登録メンバー◎
※リンクは保護者作成の選手紹介動画
①金子恵介(西川中3年)https://www.youtube.com/watch?v=syqI9CPPzeY
②本間陵(分水中3年)https://www.youtube.com/watch?v=J52creHbfYY
③赤塚未来輝(潟東中3年)https://www.youtube.com/watch?v=uEMrAziZpyU
④佐藤春輝(巻東中3年)https://www.youtube.com/watch?v=uSvD8WwHHlc
⑤中島力(三条一中3年)https://www.youtube.com/watch?v=CK1QbOM2t3Q
⑥柳京四郎(水沢中3年)https://www.youtube.com/watch?v=pncRG80RZ2Q
⑦田中航(巻東中3年)https://www.youtube.com/watch?v=9Go14jF_u8A
⑧内山璃力(内野中2年)
⑨森山広太(分水中3年)https://www.youtube.com/watch?v=y1fpiOlB-p0
⑩渡部斡(坂井輪中3年)※主将 https://www.youtube.com/watch?v=vhwAgubqzyY
⑪樋口歩夢(大江山中3年)https://www.youtube.com/watch?v=_PbZUxTk8-o
⑫沼倉健太(赤塚中1年)
⑬鈴木健太(分水中3年)https://www.youtube.com/watch?v=M4-N84Puy6k
⑭笠原煌太(吉田中1年)
⑮秋山優呉(坂井輪中3年)https://www.youtube.com/watch?v=vTe23O6ZdQQ
⑯佐藤悠河(西川中3年)https://www.youtube.com/watch?v=f5sjsR_YsLE
⑰久保田優斗(巻東中3年)https://www.youtube.com/watch?v=k19SpJdynXg
⑱髙野巴哉(赤塚中2年)
⑲大谷悠人(巻西中2年)
⑳渡邊剛(赤塚中2年)
㉑岡島光大(岩室中1年)
㉒矢野晋大(吉田中2年)
㉓田中拓朗(巻東中2年)
㉔青木爽介(巻西中2年)
㉕村越陽(潟東中2年)

(取材・撮影・文/岡田浩人)

【高校野球】加茂暁星・荒木がプロ志望届を提出

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日本高野連は17日、ホームページ上で公表しているプロ志望届提出者を更新し、加茂暁星高校3年の荒木友斗選手(17)が新たにプロ志望届を提出したことを発表した。今年、新潟県の高校生でプロ志望届を出したのは荒木選手が初めて。

プロ志望届を提出した加茂暁星・荒木友斗(3年)

荒木選手は1年時から四番打者に座るなど中軸を任され、強肩強打が特徴。今夏4回戦で中越に敗れたが、その試合で三番・遊撃手として適時二塁打を放った。荒木選手はプロ志望高校生合同練習会に参加する予定。

(取材・撮影・文/岡田浩人)

【中学硬式】新潟西シニアが初戦にコールド勝利 全国選抜大会

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中学硬式野球の「第26回日本リトルシニア全国選抜大会」は18日、大阪府堺市などで2回戦を行った。信越連盟代表の新潟西シニアは八王子シニア(関東連盟)に9対2で5回コールド勝ちし、ベスト16に進出した。新潟西シニアは大会最終日となる19日の3回戦で大阪福島シニア(関西連盟)と対戦する。

初戦となる2回戦で快勝した新潟西シニアのメンバー(写真提供:新潟西シニア)

◎18日の2回戦の試合結果◎
<堺市・くら寿司スタジアム>
新潟西9-2八王子(5回コールド)

(バッテリー)
新潟西:樋口歩夢-本間陵

◎19日の3回戦の試合予定◎
<大阪市・南港中央球場>
新潟西(13:00)大阪福島

(文/岡田浩人 写真提供/新潟西シニア)


【中学硬式】新潟西シニアは惜敗 全国選抜大会

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中学硬式野球の「第26回日本リトルシニア全国選抜大会」は大会最終日となる19日、大阪市などで3回戦を行った。信越連盟代表の新潟西シニアは大阪福島シニア(関西連盟)と対戦し、5対8で敗れた。

◎19日の3回戦の試合結果◎
<大阪市・南港中央球場>
新潟西5-8大阪福島

(文/岡田浩人)

【高校野球】「3年生は野球の素晴らしさを伝える存在に」「秋季県大会は実施の方向」 新潟県高野連・中原専務理事に聞く

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高校野球の独自大会である「新潟県高校夏季野球大会」と「新潟県高校軟式夏季野球大会」が8月6日までに閉幕した。新型コロナウイルスの感染拡大で甲子園大会など全国大会が中止となったことを受けて開催された初めての独自大会で、主催した新潟県高野連は部員や保護者を除いた無観客試合を実施し、感染防止策を講じながらの大会運営となった。

新潟県高野連の中原丈二専務理事がこのほど新潟野球ドットコムの取材に応じ、夏季大会について「県教育委員会をはじめ、選手、学校、保護者など多くの関係者の協力で大会を無事に終えることができた」と振り返り、「新しい運営の仕方の経験ができた」と感染症対策を含めた運営のあり方を今後にいかす考えを示した。また9月6日開幕予定の秋季県大会について「実施する方向」とし、観客については「有観客にするかどうかを含め検討している」と述べた。

新潟野球ドットコムの取材に応える新潟県高野連・中原丈二専務理事

<中原専務理事との一問一答>
Q夏の独自大会を振り返って
中原専務理事(以下中原)「一番は保護者の皆さんのご協力を得ることができ、無事に終えることができて感謝している。各球場の施設管理をしている自治体にも大会開催に対応していただき、ありがたかった。これまでは試合のない当番校がグラウンド整備などをしていたが、今大会は試合当日の選手に整備などの球場当番をしてもらうなど、できるだけ少人数での運営に協力してもらった。学校、保護者など多くの関係者、みんなの力で大会を運営でき、無事に終わらせることができた。そういう支えがあって選手たちにとって、いい大会ができたと思う」

Q大会実施を決めた時は感染者が減少していたが、7月以降全国で感染者が再び増え始め、無事に終えることができるかどうか心配された
中原「(感染者が再び増加し始めた後も)県とは逐一情報を共有しながら大会を進めていた。感染対策については各学校、保護者の協力が大きかった。スタンドの保護者の入れ替えもスムーズにできたと考えている」

Qウイルス終息に長期間かかると言われている中で、今後の大会運営の1つのやり方となった
中原「『ウィズコロナ』だけではない、新しい大会運営のやり方の1つになった。野球人口が減少している中で、我々も運営の仕方が従来のままではいけない時代がやってきていると認識している。今回の試合開催日は準決勝と決勝以外は全部土日祝日でできた。それも1つの勉強になった。無観客試合ということで一般の高校野球ファンの皆さんにご覧いただけなかったのが残念だったが、各メディアの協力も得ながら運営することができた。大会が終わった後、保護者の方から『やってもらってよかった』という声をいただき、やってよかった、お金に代えられない経験をできた、と感じた。何より選手たちが試合をできたということが一番大きい」

感染対策のため、試合後のチームが球場当番を行うなど最少人数での運営となった

Q今大会は「1週間で500球」という投手の球数制限や、準決勝と決勝の間に「休養日」が設けられるなど、初めて実施することもあった
中原「球数制限については、各チームがいろいろな投手を起用していた。本県高野連が球数制限を提案した際の目的の1つでる『複数投手の育成』の意識が各校でできていたのではないか。準決勝と決勝の間の休養日については1週間の球数制限のことを考えると今後も必要だと考える。土日を中心に実施する日程の関係で4回戦と準々決勝が連戦になってしまったが、今年に関してはやむを得なかったと考えている」

Q大会には「Good gameをみんなの手で!」という独自スローガンを掲げた
中原「試合前のトスの時に何試合か立ち会ったが、『いい試合をしよう』『野球を楽しもう』と声掛けをすると、主将から『わかっています』という返答があり、主将からチームの各選手への伝達もしっかりできていた」

Q大会を終えた3年生にはどんな言葉をかけたい?
中原「新しいステージに向けて、しっかりと学校生活を送ってほしい。その中でも野球を好きでいてほしい。いつか親になった時に子どもとキャッチボールをしたり、地域に還元したり、という形で、新潟県で高校野球をやったということを誇りにして、野球の素晴らしさを伝える存在になってくれたらうれしい」

4回戦の中越×加茂暁星
試合終了時も選手同士はホームベースを挟んで健闘を称え合った

Q9月6日からは秋季県大会が開幕する予定で9月1日には抽選会も予定されている。現時点での大会の可否は?
中原「実施する方向で関係機関と調整している。(観客については)有観客にするかどうかを含め検討している。夏に独自大会を運営したノウハウをいかしながら実施したいと考えている」

Q例年、シード校を決める一次予選が今年は開催できなかった。トーナメントの方式などはどうなるのか?
中原「トーナメント方式をどうするかは、現在検討している。ただ、夏のような4地区に分けるということは考えていない。夏は移動距離を最小限にと考えて4地区にした。今、県内での移動について大きな制限がなく、北支部・南支部の中での移動は許容範囲と考えている。秋季県大会については例年の南北支部に分かれたトーナメントをベースに考えている。今回はシード校はなしでフリー抽選になる予定」

Q選抜甲子園の出場校選考の参考となる北信越大会は10月10日から富山県での開催予定
中原「県外へ移動しての合宿や練習試合は自粛で、県外で開催される大会についてはその都度協議するという形に8月末まではなっている。(北信越大会が開催される)10月の段階で感染状況がどうなっているかによると思う。今夏は感染症対策と併せ、熱中症、落雷などに注意するよう部員の安全や健康確保に努めるよう加盟校に呼びかけている。1、2年生には与えられた環境の中で大好きな野球に取り組んでもらいたい。大会に関しては我々大人がどういう形で選手のためにできるかを検討しながら進めていきたい」

(取材・撮影・文/岡田浩人)

【高校野球】加茂暁星・荒木「楽しみ」 捕手で強肩アピールも プロ志望合同練習会に挑む

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日本野球機構(NPB)は24日、日本高野連と開催する「プロ志望高校生合同練習会」の参加予定選手を発表した。新潟県内からは加茂暁星3年の荒木友斗選手(17)が9月5、6日に東京ドームでの練習会に参加する。1年生の夏から主軸を打ち、強打が持ち味の荒木は練習会では「長打力をアピールしたい」と意気込む。さらに強肩をアピールするために高校時代はプレーしていなかった「捕手」としてエントリーする。25日に取材に応じた荒木は「全国のレベルの高い選手たちと一緒にプレーできることが楽しみ」と目を輝かせている。
“打撃の神様”と呼ばれた故・川上哲治氏が揮ごうした「一打一生」の碑の前で活躍を誓う加茂暁星・荒木友斗(田上町・羽生田球場)

新型コロナウイルスの感染拡大で夏の甲子園大会が中止となったことを受け、初めて開催される「プロ志望高校生合同練習会」に、荒木が県内から唯一参加する。コロナによる休校あけの6月以降、荒木を視察するため複数のNPB球団のスカウトが来県していた。学校関係者の配慮で荒木本人には伝えられていなかったが、夏季大会後に知らされた荒木は「子どもの頃からプロには憧れがあった。スカウトが自分を見に来ていることを知り、挑戦してみたいと思った」とプロ志望届提出に至った心境を話す。

4歳上の兄・陵太さん(日本文理高卒-新潟医療福祉大4年)の影響で「保育園の頃からキャッチボールを始めた」という荒木。小学1年から地元の少年野球チームに入り、中学では硬式の新津五泉村松シニアで活躍。中3時には夏の日本選手権でベスト16に進出し、台湾で開催された「日台国際野球大会」で新潟選抜の四番打者に抜てきされ、初優勝に貢献した。加茂暁星では1年夏から四番打者として起用されるなど、中心選手として活躍した。

高校通算本塁打は30本ほど。「遠くへ飛ばす長打力と併せ、内角と外角に上手く合わせる柔らかい打撃が持ち味」(押切智直顧問)。高校では遠投100メートルという強肩をいかして遊撃手に。今夏の夏季大会は4回戦で優勝した中越に3対4で惜敗。荒木は「悔しかった」と振り返るが、高校野球を通して「積極的に人とコミュニケーションを取れるようになった。自分が思っていること、聞きたいことを素直に話せるようになった」と人間的に成長したことを実感している。

長打力と柔らかい打撃が持ち味

現在は1、2年生の後輩たちと一緒に連日汗を流し、練習会に備える。その中で高校時代にはプレーしていなかった「捕手」としての練習を繰り返している。強肩をアピールすることで、NPB入りへの可能性が少しでも広がるならばと挑戦を決めた。「小学6年生以来」という捕手のポジションだが、25日の守備練習ではスムーズな送球を披露。東京ドームではそのポテンシャルの高さを示すつもりだ。

「プロ野球では右打者の飛ばせる選手…日本ハムの中田翔選手、西武の中村剛也選手や山川穂高選手が憧れ」と話す荒木。練習会へ向けて「全国のレベルの高い選手たちと一緒にプレーできることが楽しみ。自分の力を出し切りたい」と意気込んでいる。

後輩たちに混じって、捕手の練習を繰り返している

(取材・撮影・文/岡田浩人)

【高校野球】来春の選抜へ 有観客で秋季県大会を実施 初戦から夏V中越×昨秋準V産大附

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来春の選抜甲子園の出場校決定のための選考資料となる「第143回北信越高校野球・新潟県大会(秋季県大会)」の組み合わせ抽選会が1日、新潟市の新潟テルサで開催された。今大会の参加は69チーム(連合8チーム含む・84校)で、新型コロナウイルスの影響で夏休みが短縮となったことなどからシード校を決める一次予選を実施しなかったため、フリー抽選でくじ引きが行われた。

大会は6日(日)に開幕し、県内5球場で熱戦が繰り広げられる。今大会は感染症対策を施した上で、有観客で開催される。順調に日程が進めば21日(月祝)に準決勝、23日(水)に決勝と第3代表決定戦が三条パール金属スタジアムで行われ、上位3チームが10月10日から富山県で開催される北信越大会に出場する。

抽選会の様子…各チームの監督や部長がクジを引いた(写真は今年度で定年を迎えるため最後の抽選となった長岡・若井聡監督…母校・六日町との対戦が決まった)

抽選は北支部36チームから予備抽選の順にくじを引き、続いて南支部33チームがくじ引きをした。フリー抽選の結果、初戦となる2回戦で今夏の独自大会優勝校・中越と昨秋準優勝校・新潟産大附が対戦することになった。大会の主なルールでは、延長13回からはタイブレーク、投手は1週間で500球の球数制限が適応される。準々決勝の翌日は休養日が設けられる。女子部員は事前に届け出をすればボールガール、ノッカー、シートノック補助として参加できる。

今大会は球場のスタンドに一般の観客を入れて試合を開催する。新潟県高野連は感染症対策として、各球場ごとに収容人数の上限を設定する。一般の観客席は内野席数の概ね40%を上限とし、入場券販売所付近で検温を実施、37度5分以上の場合は入場できない。入場の際には名前や連絡先を記した用紙「入場者連絡先」の提出が必要となる。この用紙は試合当日に球場でも記入できるが混雑も予想されるため、新潟県高野連では「ホームページから用紙をダウンロードできるようにしておくので、あらかじめ記入して持参してきてほしい」と呼びかけている。

また、スタンド席ではマスクを着用し、間隔をあけての観戦を呼びかけている。応援については拍手での応援を基本とし、大声での声援は自粛するよう求めている。

なお、今大会から一般の入場料(大人)が600円となり、従来より100円値上げされる。値上げは1992年以来28年ぶり。新潟県高野連では「この間、3度の消費税アップもあり、大会運営にかかる経費が増えていた。北信越地区の高野連で今年度より値上げをすることを決定していたが、春が中止となり、夏も無観客だったため、今大会からの値上げとなった」と説明。高校生100円、中学生以下無料は変わらない。

◎秋季県大会の組み合わせ◎ ※新潟県高野連発表

【欠場=2校】
村松、有恒

【連合=8チーム(23校)】
農林万代(加茂農林・万代)
豊中(豊栄・中条)
加分阿白吉(加茂・分水・阿賀野・白根・吉田)
長農正栃(長岡農・正徳館・栃尾)
見附三商(見附・三条商)
十海塩松(十日町総合・海洋・塩沢商工・松代)
常総久(柏崎常盤・柏崎総合・久比岐)
高商白嶺(高田商・糸魚川白嶺)

(取材・撮影・文/岡田浩人)

【高校野球】中越ナインが夏季大会優勝を報告 エース佐藤旦は社会人へ

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夏の甲子園大会が中止となったことを受けて開催された独自大会「新潟県高校夏季野球大会」を制した中越高校の選手たちが28日、長岡市のアオーレ長岡を訪れ、磯田達伸市長に優勝を報告した。3年生の廣瀬航大主将は「代替大会で必ず優勝しようという強い気持ちで臨んだ結果が優勝につながった」と振り返り、磯田市長は「コロナ禍の中、市民がまたこれから頑張っていこうという気持ちになったと思う」と祝福した。

磯田長岡市長に優勝報告をした中越ナイン

優勝報告には3年生の選手とマネージャーを中心に28人が出席した。中越は新潟県独自大会である夏季大会で優勝した。夏の大会の優勝は2年ぶり。

本田仁哉監督は「甲子園が中止になった時、かける言葉が見つからなかった。ただそこで言葉を振り絞り、『この夏の苦しさを乗り越えたから、今の自分がある、と10年後、20年後に胸を張って言い合えるようにしよう』と言った」と戦後初の甲子園大会中止の現実に向き合った際の気持ちを話した。その上で夏季大会について「決勝ではライバル日本文理に対し、目に見える実力だけでなく、目に見えない力を出し切るため、先発メンバーを3年生に決めてもらった。高校生が自分たちで考え、力を発揮して、野球を通じ、試合を通じて成長していく力こそ何物にも代えられない力となった」と振り返った。

廣瀬航大主将は「日本一という目標に向かってやってきたが、(甲子園中止が決まり)日本一を成し遂げられない悔しさがあった」と振り返り、「代替大会で必ず優勝しようという強い気持ちで臨んだ結果が優勝につながった。日本一という目標は1、2年生が必ず成し遂げてくれると思う」と述べた。

磯田市長は「戦後初めて、長岡花火大会が中止になった。落胆していた中で頑張る若者がいることを示してくれた。コロナ禍の中、市民がまたこれから頑張っていこうという気持ちになったと思う。市民を代表して感謝したい」と選手を称え、優勝を祝福した。

◎中越ナインが長岡市長に優勝報告 動画(約30分)◎


◎エース・佐藤旦有夢投手「模範となれるよう」…社会人経てプロ入り目指す◎

エースの佐藤旦有夢(あゆむ)投手は取材に対し「地域の皆さんからお祝いされてうれしい」と優勝報告ができたことを喜んだ。「(夏の優勝投手として)名前が歴史に刻まれる。成し遂げたからには人生で模範となれるように頑張りたい」と決意を示した。

進路についての取材に応じる佐藤旦有夢(あゆむ)投手

その上で注目される卒業後の進路について「最終的な目標はプロ野球選手になり、長く活躍すること」と話す一方、「(プロ志望届は)出さないで次のステップへ進む」と高卒でのプロ入りではなく、社会人チームを経由して、3年後のプロ入りを目指す考えを明らかにした。

(取材・撮影・文/岡田浩人)

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【NPB】ソフトバンク・渡邉雄大が支配下選手契約

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NPBの福岡ソフトバンク・ホークスは31日、育成選手で三条市出身の渡邉雄大投手(28・中越高-青山学院大-新潟アルビレックスBC)と支配下選手契約を結んだと発表した。背番号は48。渡邉投手は球団を通して「1日でも早く一軍の舞台で投げて応援してもらえるよう頑張る」と決意を示した。

育成から支配下契約を勝ち取ったソフトバンク・渡邉雄大

渡邉投手は2017年の育成ドラフト会議で6位指名を受け入団。3年目の今季はウエスタンリーグで11試合に登板し、2勝0敗1セーブ、防御率0・00の成績を残し、11回1/3を投げ17奪三振と抜群の安定感を見せていた。

球団の公式SNSで渡邉投手は「まだ実感がない。30日の練習後に編成の人から『支配下登録おめでとう』と伝えられた。(一軍では)二軍でやってきたことを変わらず発揮し、目の前の打者1人ひとりを抑えていきたい」と意気込みを示した。

(撮影・文/岡田浩人)

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【NPB】楽天・池田駿が移籍後初勝利 一軍で2年ぶりとなる白星

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NPB・東北楽天ゴールデンイーグルスの池田駿投手(27・新潟明訓高-専大-ヤマハ-巨人)が2日、札幌ドームで行われた日本ハム戦で今季初勝利を挙げた。池田投手は6月に巨人からトレードで移籍。これが移籍後初勝利となった。

池田投手は0対3とリードされた8回1死1、2塁から4番手で登板し、二塁ゴロ併殺で無失点に抑えた。9回に楽天打線が7連打で一挙5点を入れ逆転し、池田投手が勝利投手となった。池田投手の一軍勝利は巨人時代の2018年8月4日の中日戦でプロ初勝利を挙げて以来、2年ぶり。

(文/岡田浩人)

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【社会人硬式】新潟コンマとバイタルが北信越進出決める 都市対抗1次・新潟大会

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社会人野球の「第91回都市対抗野球1次予選・新潟大会」は4日、新潟市の鳥屋野球場で5チームが参加して開幕。1回戦と準決勝2試合を行い、新潟コンマーシャル倶楽部とバイタルネットが決勝に進出し、2次予選・北信越大会(10月2~4日・新潟市で開催)への進出を決めた。

5日は両チームによる決勝戦が行われるほか、準決勝で敗れたJR新潟と佐渡軍団が残る北信越出場枠を懸けた第3代表決定戦を戦う。

準決勝で好投する新潟コンマーシャル倶楽部・塚野廉(五泉高-函館大)

社会人野球の最高峰を決める「都市対抗野球大会」は毎年7月に開催されていたが、今夏は東京オリンピックが予定されていたため、11月の開催に変更されていた。新型コロナウイルス感染拡大を受け、今大会の参加は5チームに減少していた。上位3チームが10月2日から新潟市のハードオフ・エコスタジアムなどを会場にした2次予選・北信越大会に臨む。

◎4日の試合結果◎
<鳥屋野>
◇1回戦◇
①JR新潟 9-2 新潟クラブ野球団(7回コールド)

◇準決勝◇
②バイタルネット 16-0 佐渡軍団(7回コールド


4回裏、バイタルネットの嘉瀬建(富士大)が満塁本塁打を放つ

③新潟コンマーシャル倶楽部 11-0 JR新潟(7回コールド)


◎5日の試合予定◎
<鳥屋野>
◇第3代表決定戦◇
JR新潟(9:00)佐渡軍団

◇決勝戦◇
新潟コンマーシャル倶楽部(11:30)バイタルネット

(取材・撮影・文/岡田浩人)

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【社会人硬式】バイタルネットが優勝 第3代表はJR新潟 都市対抗1次・新潟大会

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社会人野球の「第91回都市対抗野球1次予選・新潟大会」は5日、新潟市の鳥屋野球場で決勝と第3代表決定戦を行った。決勝はバイタルネットが18対0で新潟コンマーシャル倶楽部をくだし、優勝した。第3代表決定戦はJR新潟が15対1で佐渡軍団をくだした。この結果、10月2日から新潟市で開催される2次予選・北信越大会には、バイタルネット、新潟コンマーシャル倶楽部、JR新潟の3チームが新潟県代表として出場する。新潟県勢としては2014年にバイタルネットが出場して以来、6年ぶりとなる本大会出場を目指す。

なお大会の最優秀選手賞にはバイタルネットの佐々木竜次投手(東京農業大)、敢闘賞には新潟コンマーシャル倶楽部の塚野廉投手(五泉高-函館大)、最高打撃賞は打率・833のバイタルネット・小川凌二選手(東北福祉大)が選ばれた。

<決勝>1回表、バイタルネットは無死2塁から新人の小川凌二(東北福祉大)の中前適時打で先制 小川は4安打6打点、大会の最高打撃賞(6打数5安打)に輝く

◎5日の試合結果◎
<鳥屋野>
◇決勝戦◇
バイタルネット 18-0 新潟コンマーシャル倶楽部(7回コールド)

(バッテリー)
バイタ:佐々木、松田、山地、永島-古谷、梅田
コンマ:塚野、小林、多賀大、高橋-笹崎稔、宮橋
(二塁打)
バイタ:喜瀬2、古谷、山脇、小川、池田、櫻吉
(本塁打)
バイタ:古谷(7回・3ラン)

バイタルネットの先発・佐々木竜次(東京農業大)は4回無失点で最優秀選手賞に


連投の新潟コンマーシャル倶楽部・塚野廉(五泉高-函館大)は4回8失点も、敢闘賞に輝いた


バイタルネットの主将・池田貴将(日本文理高-東洋大)は3打数3安打1打点

◇バイタルネット・加藤正樹監督の話◇
「(一番の嘉瀬、二番の小川が機能し)当初考えていた一、二番と変わったがチーム力は上がった。オープン戦を重ねていく毎によくなっている。(先発の佐々木は)あれくらいはやってほしい。松田もしっかり投げたし、最後は永島もよかった。(2次に向けて)絶対に負けられない。硬くならないように、練習をして自信をつけてしっかりやりたい。(修正点は)走塁。決めつけた走塁があった。(練習拠点である仙台市で)オープン戦をやって調整したい」

◇最高打撃賞のバイタルネット・小川凌二選手の話◇
「大学では4年間控えだったので人生で初めての表彰だった。自分の中でまだ納得いかない部分はあったが、表彰されたことは素直にうれしい。これで慢心せずチームが勝てるプレーをしたい。(過去5年間)都市対抗に出場できていないので先輩たちは嫌なイメージがあるかもしれないが、一番の嘉瀬と自分は逆に知らないので思い切ってやることでチームの起爆剤になれれば。大きい声を出してがむしゃらにやることが持ち味。二番打者なのでトップが出れなかったら自分が出塁すること、出たらいかに三、四番につなぐか。臨機応変にやっていきたい。2次予選ではレベルの高い投手が出てくる。打てる球は一打席に1球あるかないかで、しっかり仕留めないと。ロースコアの戦いになると思う。守備や走塁の小さなミスが試合を左右するので、特に守備はしっかりやっていきたい」

◆新潟コンマーシャル倶楽部・古川昇監督の話◆
「若返ったチームなので、まだまだだが、このタイミングでバイタルネットさんと試合ができ、差が分かったし、投げる面、守る面、打つ面で何をしなければいけないか分かっただけよかった。特に若い選手はバイタルネットの投手が投げる球を体感できたのは非常に大きな収穫だったと思う。塚野以外の投手の底上げなしで上昇はあり得ない。都市対抗もクラブ選手権も、勝っていくにはいい投手が2枚、3枚必要。(2次予選は地元開催だが)応援に来てくれる人も大勢いると思う。あと1か月でもう1つ2つレベルを上げて、なんとかざわつかせられるようにしたい」

優勝したバイタルネット


準優勝の新潟コンマーシャル倶楽部


◇第3代表決定戦◇
JR新潟 15-1 佐渡軍団(7回コールド)

バッテリー)
佐渡:石川、後藤、北見-本間雅
JR:佐藤-川上
(二塁打)
JR:坂野、土田、荒木、古川
(三塁打)
JR:小出

2回裏、JR新潟は三番・土田拓朗(福井工業大)の2点適時二塁打で5-0に

◇JR新潟・斎藤瞑樹監督の話◇
「とりあえず、ほっとしている。昨日負けて、きょういかに切り替えて臨めるかと考え、長いミーティングをした。昨日の失点が四球、失策から始まっているので、当たり前のことをして、1つ1つアウトを取ろうと話した。(完投した佐藤睦は)今一番安定している。(打線は)練習で振り込んできた成果が出た。絶対に2次(北信越)に行こうと話していた。コロナの関係で4月、5月は集合練習ができず、再開したのは6月で準備は不足していたが、自分たちで時間をつくってやるしかないと言っていた。(2次の北信越大会へ)相手がどこであろうと、ウチのできることをきっちりやること。あと1か月、しっかりやっていきたい。まだ2次で勝てていないので、勝てるようにしっかり作り直したい」

(取材・撮影・文/岡田浩人)

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【高校野球】秋季県大会が開幕

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来春の選抜甲子園の出場校決定のための選考資料となる「第143回北信越高校野球・新潟県大会(秋季県大会)」が6日、開幕する。69チーム(連合含む84校)が参加し、上位3チームが出場できる北信越大会を目指す。6日は4球場で1回戦5試合と2回戦4試合が行われる予定。試合状況をできる限り速報する。

◎6日の試合予定◎
<みどり森>
◇1回戦◇
①新潟西(10:00)加茂暁星
②新潟第一(12:30)新潟北

<五十公野>
◇1回戦◇
①新発田南(10:00)新潟明訓
②五泉(12:30)新潟東

<悠久山>
◇2回戦◇
①常総久(10:00)見附三商
②小千谷西(12:30)十海塩松

<佐藤池>
◇1回戦◇
①高商白嶺(9:00)糸魚川
◇2回戦◇
②長岡高専(11:30)高田農
③新井(14:00)小千谷

(取材・文/岡田浩人 情報協力/各地の皆様)

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【高校野球】2回戦12試合を速報 秋季県大会

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来春の選抜甲子園の出場校決定のための選考資料となる「第143回北信越高校野球・新潟県大会(秋季県大会)」は8日、4球場で2回戦12試合が行われる。試合状況をできる限り速報する。

◎8日の2回戦の試合状況◎
<みどりと森>
①開志学園6-4新潟(試合終了)
開志 000 311 100 =6
新潟 002 020 000 =4

②東京学館新潟(12:20)羽茂
羽茂
学館

③農林万代(14:00)新津

<五十公野>
①日本文理9-1新潟南(7回コールド)
新潟南 000 100 0=1
文 理 052 002  ×=9

②新津工0(5回終了)3村上桜ヶ丘
村上桜 003 00
新津工 000 00

③新潟工(14:00)新津南

<悠久山>
①柏崎工11-0長農正栃(5回コールド)
農正栃 000 00 =0
柏崎工 370 1 × =11
※長農正栃は長岡農・正徳館・栃尾の連合

②十日町5(5回表終了)4長岡大手
大 手 120 10
十日町 200 3

③六日町(14:00)長岡

<佐藤池>
①中越3-2新潟産大附(試合終了)
中越 000 011 100=3
産附 100 000 001=2

②長岡商0(2回表終了)1上越総合技術
上総技 01
長岡商 0

③上越(14:00)三条

(取材・文/岡田浩人 情報協力/各地の皆様)

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【高校野球】2回戦12試合を速報 秋季県大会

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来春の選抜甲子園の出場校決定のための選考資料となる「第143回北信越高校野球・新潟県大会(秋季県大会)」は9日、4球場で2回戦12試合が行われる。試合状況をできる限り速報する。

◎9日の2回戦の試合状況◎
<みどりと森>
①新潟商(9:00)敬和学園
新商
敬和

②佐渡(11:30)新潟明訓
③新発田中央(14:00)新潟第一

<五十公野>
①豊中0(1回表終了)0新発田商
豊 中 0
新発商
※豊中は豊栄・中条の連合

②新発田農(11:30)新潟向陽
③新潟青陵(14:00)北越

<悠久山>
①新潟県央工0(1回表終了)3柏崎
柏 崎 3
県央工

②小出(11:30)三条東
③高田北城(14:00)加分阿白吉
※加分阿白吉は加茂・分水・阿賀野・白根・吉田の連合

<佐藤池>
①長岡向陵0(1回表終了)0高田
向陵 0
高田

②長岡工(11:30)関根学園
③帝京長岡(14:00)糸魚川

(取材・文/岡田浩人)

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