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【大学野球】新潟医療福祉大が初戦白星で公式戦デビュー

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関甲新学生野球連盟に新たに加盟した新潟医療福祉大学・硬式野球部が7日、群馬県前橋市で秋季3部リーグの初戦に臨み、東京福祉大に6-2で勝ち、公式戦初戦で初勝利を飾った。

<スコア>
新潟医福大 022 000 200 :6
東京福祉大 000 020 000 :2

新潟医療福祉大は2回、2死満塁の好機で1番山田将太郎(北越高出身)の左前適時打で初得点となる先制点を挙げた。この回、押し出し四球でさらに1点を追加。3回には8番坂巻智大(上田西高出身)の左線適時二塁打で2点を挙げ、試合を優位に進めた。ただ中盤に相手投手の緩い変化球に手を焼き、なかなか追加点を挙げられなかった。


2回表、新潟医療福祉大・山田将太郎選手(北越高出身)の左前適時打で先制

先制打を放ち塁上で笑顔を見せる山田将太郎選手

新潟医療福祉大の先発投手はエースの板垣瑞希(酒田南高出身)で右サイドスローから力のあるボールを投げ込んだ。4回まで無失点だったが、5回に失策で走者を出すと、中越え適時三塁打、中前適時安打を許し2点を返された。

6回から登板した左腕の笠原祥太郎(新津高出身)は4回を投げ無失点に抑えたが、3四死球と制球に課題を残した。昨夏の甲子園投手・竹石智弥(新潟明訓高出身)はブルペンで投球練習をおこなったが登板機会はなかった。


新潟医療福祉大の先発・板垣瑞希投手(酒田南高出身)

6回から登板した笠原祥太郎投手(新津高出身)

ブルペンで肩をつくる竹石智弥投手(新潟明訓高出身)

7回裏、笠原が連続四死球と暴投でピンチを招くと、佐藤監督がマウンドへ向かい選手に直接指示を送った。高校野球では監督がマウンドに行くことがないため、大学野球ならではのシーンだった。この回のピンチをセカンドゴロで凌ぎ、新潟医療福祉大が4点のリードを守り切った。


7回裏のピンチの場面でマウンドに上がり指示を送る佐藤和也監督(背番号50)

公式戦初戦を勝利した新潟医療福祉大の佐藤和也監督(新潟明訓高前監督)は試合後、「記念すべき1つめの試合を勝ててほっとしている。試合内容はまだまだ。練習試合で大学野球の怖さを知り始めた選手たちが、初戦ということで硬くなってしまった。選手がまだ1年生で、木製バットでボールをとらえることの難しさを感じた」と振り返った。「きょうは点数を高くあげられないが、勝ったので合格。厳しい戦いであることがわかったので今後のリーグ戦を本当の意味で挑戦者として臨む。何とか3部を早く抜けて、2部、1部と昇格して1部で優勝争いをしたい」と意気込みを話した。

大学野球での公式戦初勝利を喜ぶ佐藤和也監督(右端)

チーム初得点となる先制適時打を放った山田将太郎は「何とかして記録に名前を刻みたいと思ったので嬉しかった。新潟の選手でチームを盛り上げたい」と話した。橋本彗主将(東農大二高出身)は「今季で2部に上がることを目標にしているので初戦の入りは大事だと思っていた。失点の場面は失策が絡んだので修正したい。全勝で3部優勝、入れ替え戦で勝って2部昇格が今季の目標」と力強く決意を話した。

新潟医療福祉大の次戦は9月15日(日)10:00から新潟医療福祉大野球場で、春の3部優勝チームの信州大と対戦する。10月12日まで全6試合を戦う。

(取材・撮影・文/岡田浩人)


【高校野球】シード校が登場の2回戦 日本文理はコールド発進

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第129回北信越高校野球・新潟県大会は7日、6会場で2回戦16試合がおこなわれた。シード校が登場し、今夏優勝校の日本文理は加茂暁星に5回コールド勝ち。今夏4強の新潟工は新津南に敗れた。8日は2回戦16試合がおこなわれる。

◆7日の試合結果◆
2回戦
<鳥屋野>
①新津南11-7新潟工(試合終了)
②白根7-6新潟南(試合終了)
③日本文理10-0加茂暁星(5回コールド)

<五十公野>
①新発田中央5-4新発田農(試合終了)
②新潟青陵7-5新発田南(試合終了)
③北越4-1五泉(試合終了)

<みどりと森>
①東京学館新潟5-0巻総合(試合終了)
②佐渡4-3巻(試合終了)

<悠久山>
①帝京長岡3-2新潟産大附(試合終了)
②中越4-1新井(試合終了)
③小千谷15-1高田農(5回コールド)

<佐藤池>
①高田8-6柏崎常盤(試合終了)
②長岡5-2上越(試合終了)
③関根学園3-2糸魚川(試合終了)

<三條機械>
①県央工2-0十日町総合(試合終了)
②六日町10-3分水(7回コールド)

◆8日の試合予定◆
2回戦
<鳥屋野>
①羽茂・相川(9:00)開志学園 ②新潟向陽(11:30)新潟西 ③阿賀黎明(14:00)新潟江南

<五十公野>
①村上(9:00)新津 ②新潟(11:30)加茂 ③新潟明訓(14:00)新津工

<みどりと森>
①佐渡総合(10:00)豊栄 ②新潟商(12:30)新発田

<悠久山>
①長岡商(9:00)長岡工 ②小出(11:30)有恒・安塚・柏崎総合 ③見附(14:00)糸魚川白嶺

<佐藤池>
①柏崎(9:00)長岡高専 ②柏崎工(11:30)長岡大手 ③高田北城(14:00)高田商

<三條機械>
①三条東(10:00)三条 ②上越総合技術(12:30)三条商

(取材・文/岡田浩人)

【高校野球】8日は雨で全試合中止 9日に順延

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第129回北信越高校野球・新潟県大会は8日、6会場で2回戦16試合を予定していたが、雨のため全試合が中止となり、9日に順延となった。このため、9日に予定されていた3回戦16試合が10日に繰り延べとなった。14日以降の県大会の日程に変更はない。

◆9日の試合予定◆
2回戦
<鳥屋野>
①羽茂・相川(9:00)開志学園 ②新潟向陽(11:30)新潟西 ③阿賀黎明(14:00)新潟江南

<五十公野>
①村上(9:00)新津 ②新潟(11:30)加茂 ③新潟明訓(14:00)新津工

<みどりと森>
①佐渡総合(10:00)豊栄 ②新潟商(12:30)新発田

<悠久山>
①長岡商(9:00)長岡工 ②小出(11:30)有恒・安塚・柏崎総合 ③見附(14:00)糸魚川白嶺

<佐藤池>
①柏崎(9:00)長岡高専 ②柏崎工(11:30)長岡大手 ③高田北城(14:00)高田商

<三條機械>
①三条東(10:00)三条 ②上越総合技術(12:30)三条商

(取材・文/岡田浩人)

【高校野球】順延の2回戦16試合おこなわれる 新潟明訓などが3回戦へ

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第129回北信越高校野球・新潟県大会は9日、前日に雨で順延となった2回戦16試合が6会場でおこなわれた。今夏新潟大会ベスト8の新潟明訓がコールド勝ちし3回戦へ進出。同ベスト8の新発田はコールドで敗れた。10日は6会場で3回戦16試合がおこなわれる予定で、ベスト16が決まる。

◆9日の試合結果◆
2回戦
<鳥屋野>
①開志学園14-4羽茂・相川(6回コールド)
②新潟西6-3新潟向陽(試合終了)
③新潟江南12-2阿賀黎明(5回コールド)

<五十公野>
①村上4-0新津(試合終了)
②新潟7-1加茂(試合終了)
③新潟明訓7-0新津工(7回コールド)

<みどりと森>
①佐渡総合3-1豊栄(試合終了)
②新潟商14-0新発田(5回コールド)

<悠久山>
①長岡工8-1長岡商(7回コールド)
②小出12-2有恒・安塚・柏崎総合(8回コールド)
③糸魚川白嶺9-0見附(7回コールド)

<佐藤池>
①柏崎8-1長岡高専(7回コールド)
②長岡大手8-3柏崎工(試合終了)
③高田商5-3高田北城(試合終了)

<三條機械>
①三条9-3三条東(試合終了)
②上越総合技術5-2三条商(試合終了)

◆10日の3回戦の組み合わせ◆
<鳥屋野>
①新津南(9:00)白根
②新潟商(11:30)新潟
③新潟明訓(14:00)新潟江南

<五十公野>
①村上(9:00)開志学園
②新発田中央(11:30)佐渡
③日本文理(14:00)新潟青陵

<みどりと森>
①東京学館新潟(10:00)北越
②佐渡総合(12:30)新潟西

<悠久山>
①小千谷(9:00)帝京長岡
②高田商(11:30)長岡工
③小出(14:00)糸魚川白嶺

<佐藤池>
①高田(9:00)六日町
②関根学園(11:30)長岡
③長岡大手(14:00)上越総合技術

<三條機械>
①柏崎(10:00)三条
②中越(12:30)県央工

(取材・文/岡田浩人)

【高校野球】新潟県大会 ベスト16決まる

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第129回北信越高校野球・新潟県大会は10日、6会場で3回戦16試合がおこなわれ、ベスト16が出そろった。

3回戦の試合終了後には勝利校から順次14日から始まる県大会1回戦(4回戦にあたる試合)の組み合わせ抽選がおこなわれ、以下のように16校による組み合わせが決まった。

◆10日の試合結果◆
3回戦
<鳥屋野>
①新津南10-3白根(8回コールド)
②新潟商8-1新潟(8回コールド)
③新潟明訓9-0新潟江南(7回コールド)

<五十公野>
①村上3-1開志学園(試合終了)
②佐渡7-6新発田中央(試合終了)
③日本文理13-0新潟青陵(5回コールド)

<みどりと森>
①北越15-1東京学館新潟(5回コールド)
②新潟西12-9佐渡総合(試合終了)

<悠久山>
①帝京長岡4-3小千谷(試合終了)
②高田商3-2長岡工(試合終了)
③糸魚川白嶺7-1小出(試合終了)

<佐藤池>
①六日町3-2高田(試合終了)
②関根学園2-0長岡(試合終了)
③上越総合技術10-2長岡大手(7回コールド)

<三條機械>
①三条2-1柏崎(延長12回サヨナラ)
→延長12回押し出し四球でサヨナラ
②中越6-2県央工(試合終了)

<ベスト16による新潟県大会の組み合わせ>

(取材・文/岡田浩人)

【高校野球】優秀選手表彰13名が決まる 22日に表彰式

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新潟県高野連は10日、2013年度の優秀選手表彰を受ける13名を発表した。9月22日(日)9時15分から、ハードオフ・エコスタジアム新潟でおこなわれる北信越高校野球・新潟県大会の準決勝試合前に表彰式をおこなう。

<優秀選手表彰・被表彰者>
駒澤辰也(新潟明訓・捕手)
増子 遼(新潟工・投手)
渡辺大雅(日本文理・内野手)
白石貴誉(日本文理・内野手)
小黒一輝(日本文理・外野手)
佐藤悠人(巻・投手)
山田健登(新発田・投手)
本間莞汰(新発田中央・内野手)
椎野 新(村上桜ヶ丘・投手)
須戸吉隆(村上桜ヶ丘・内野手)
後藤拓朗(五泉・外野手)
駒形 晃(中越・捕手)
赤塚悠真(県央工・外野手)

(文/岡田浩人)

“甲子園の4番バッター”の父を持つ2人 中越・治田丈と県央工・鈴木大成

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ガツン・・・そう表現した方がいいほどの打球音が響くとボールはあっという間にレフトの頭を越えていった。
10日におこなわれた北信越高校野球・新潟県大会の3回戦。
中越対県央工。
この日、中越の先発メンバーには公式戦で初めて4番バッターに抜擢された1年生、治田丈(はった・じょう)の名前があった。その第4打席。インコースのボールをとらえた打球は、レフトオーバーの二塁打となった。1年生ながら鮮烈な“4番デビュー”を果たした。
「試合前は緊張していましたが、父からも『いつも通りに思い切っていけ』と言われて試合に臨めました」

8回裏、左越え二塁打を放った中越・治田丈選手

治田の父、仁さん(46)は、今から28年前、中越高校で4番バッターを務めた。1985年、PL学園の桑田真澄と清原和博の“KKコンビ”が最後の夏を迎えていた甲子園大会。新潟代表として出場した仁さんは初戦で香川代表の志度商と対戦し、延長10回、4対6で惜しくも敗れたものの、3安打を放った。そのうち1本はあと少しで本塁打というフェンス直撃の特大スリーベース。チャンスに強いスラッガー、紛れもない『4番バッター』だった。
「治田」の名前は今でも古くからの高校野球ファン、特に中越高校のファンの記憶に刻まれている。
その「4番・治田」が帰ってきた。グレーのユニフォームに身を包んで。

小学3年生で野球を始めた治田を、父・仁さんは何も言わず見守っていた。ある日、試合で三振をして最後のバッターになってしまった治田は、帰宅すると泣きながら父に懇願したという。
「僕に野球を教えてください」
仁さんが振り返る。
「俺の練習は高校レベルだ、厳しいぞ、それでもついてくるか?と聞いたら、うん、とうなずいた。それからはもう“星一徹”ですよ(笑)」
父がホームセンターで買ってきたネットを使って、毎晩、父と子のバッティング練習が繰り広げられた。父の厳しい言葉に、息子は泣きながらバットを振り続けた。
燕市立吉田中学校時代にスラッガーとしてその名が知られるようになった治田は、高校進学にあたって父と同じ中越高校を選んだ。ことし夏の新潟大会では1年生ながらベンチ入りし、準々決勝の日本文理戦の9回には代打で起用されると、センターオーバーの二塁打を放ち、スラッガーの片りんを見せた。
そして迎えた秋の大会。中越の本田仁哉監督は3回戦で治田を初めて4番に起用した。「あの位置(4番)でどっしりと育って欲しい選手」と期待を寄せる。

治田仁さん(左)と中学時代の治田丈選手(去年7月撮影)

中越の対戦相手、県央工にもまた、“甲子園の4番バッター”を父に持つ選手がいた。1年生の鈴木大成(たいせい)。父は1988年夏、中越高校で甲子園に出場した裕二さん(43)。治田仁さんの3年後輩。184センチの大柄な体で4番とキャプテンを務めた選手だった。
息子の鈴木は現在の身長は170センチに届かない。自ら「父と違って体が小さいので、パワーではなく、次のバッターにつなげる役割を果たすことでチームに貢献したい」と話す。

10日の3回戦で2番ライトで初めて先発出場した県央工・鈴木大成選手

中学時代、長岡東シニアで硬式野球を経験。裕二さんは息子に「俺とは体つきが違うのだから、いかに塁に出るか、いかにボールを見極めるか、フォア・ザ・チームのバッティングを指導しました」という 高校進学にあたって進路に悩んだ末、父の恩師あった鈴木春祥元中越高校監督の息子・鈴木春樹監督が率いる県央工を選んだ。
「父を教えてくれた監督の息子である春樹監督のもとで野球を学びたかった」
鈴木は1年生ながらこの秋の大会で背番号18を与えられた。10日の3回戦は父の母校である中越高校が相手。この試合で初めて「2番・ライト」で先発出場を果たした。

県央工の鈴木春樹監督が言う。
「足が速く、バントも上手い。何より父親が『中越』の4番だった選手なのに、あえてウチに来てくれた。その気持ちに期待しました」
スタンドからは父・裕二さんが息子の姿を見守った。
「正直言うと息子がグレー(中越)を相手にして戦うことになるとは・・・。でも1年生なのに起用されて驚きました」スタンドから県央工の応援をする鈴木裕二さん(中央)

治田と鈴木。
奇しくも“中越の4番バッター”を父に持つ2人が、初めて交錯した公式戦。
試合は1回裏、中越が2本のヒットで1点を先制した後、4番治田がチャンスを広げるセンター前ヒットを放つ。この回もう1点を追加し、試合を優位に進めた。
県央工のライトを守った鈴木は2回、中越の先頭打者の難しいフライに対し、俊足を飛ばしてライン際で好捕し堅実な守備を見せた。しかし攻撃では、3回にチャンスで送りバントを決めることができず、4回途中で交代した。

スタンドには中越高校の鈴木春祥元監督(70)の姿があった。自らの教え子である4番バッターたち。その息子たちが、甲子園を目指して戦う姿に目を細める。
「治田(仁)も(鈴木)裕二も不動の4番バッターだった。あの子たちの子どもがもう高校生になって野球をやっているのかと思うと、時の流れは早いと感じる。治田の息子は体が大きくて父親のようなバッティングをしてほしい。裕二の息子は広角に打てるシュアなバッターを目指してほしい。自分も、治田も、裕二も、息子に野球をやれとは言ったことはないのに、こうして野球をやっている。子どもは父親の背中を見て育っていくんだなと感じます」県央工・鈴木大成選手(左)と中越・治田丈選手(右)

試合は中越が6対2で県央工を破った。
試合後、県央工の鈴木大成は目を真っ赤にして声を絞り出した。
「つなげるという自分のプレーができませんでした。父の母校である中越を倒したかった。この悔しさを忘れず、来年夏にぶつけたいと思います」
一方、2安打を放った中越の治田丈も、自分のバッティングに満足していなかった。
「偉大な父に肩を並べられるように、どんなコースでも対応できるよう努力したいです」
甲子園の4番バッターを父に持つ2人の1年生。その高校野球での“物語”は始まったばかり。父親の活躍が新潟県の高校野球史に刻まれたように、息子たちが新たな歴史を作っていく。

(取材・撮影・文/岡田浩人)

【高校野球】新潟県大会はベスト16が激突

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第129回北信越高校野球・新潟県大会は14日、ベスト16による県大会1回戦(4回戦にあたる試合)がおこなわれている。

開会式で選手宣誓をおこなう村上・遠山陽主将

開会式に参加した16校の選手たち

14日午前8時30分から新潟市の鳥屋野球場で16校が参加した開会式がおこなわれ、村上高校の遠山陽主将が「最後の1球、1秒まで全力で戦い抜くことを誓います」と選手宣誓をおこなった。

◆14日の試合結果◆
県大会1回戦(4回戦)
<鳥屋野>
①高田商2-1新潟商(延長10回)
②三条5-3新津南(試合終了)

<悠久山>
①日本文理8-1関根学園(7回コールド)
②北越7-0帝京長岡(7回コールド)

◆15日の試合予定◆
県大会1回戦(4回戦)
<鳥屋野>
①佐渡(10:00)上越総合技術
②中越(12:30)新潟西

<悠久山>
①新潟明訓(10:00)糸魚川白嶺
②六日町(12:30)村上

(取材・撮影・文/岡田浩人)


【高校野球】新潟県大会の16校の入場行進写真を掲載

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第129回北信越高校野球・新潟県大会、14日の開会式での16校の入場行進写真を掲載いたします。

①日本文理
①日本文理

②高田商
②高田商

③新潟商
③新潟商

④新津南
④新津南

⑤三条
⑤三条

⑥北越
⑥北越

⑦帝京長岡
⑦帝京長岡

⑧佐渡
⑧佐渡

⑨上越総合技術
⑨上越総合技術

⑩中越
⑩中越

⑪新潟西
⑪新潟西

⑫新潟明訓
⑫新潟明訓

⑬糸魚川白嶺
⑬糸魚川白嶺

⑭六日町
⑭六日町

⑮村上
⑮村上

⑯関根学園
⑯関根学園

(撮影/岡田浩人)

【大学野球】関甲新3部 新潟医療福祉大が初黒星

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関甲新学生野球連盟に今秋から加盟した新潟医療福祉大学・硬式野球部が15日、新潟市北区の新潟医療福祉大で秋季3部リーグの2戦目に臨んだが、信州大に0-1で敗れリーグ戦初黒星を喫した。新潟医療福祉大は板垣(酒田南高出身)-笠原(新津高出身)-竹石(新潟明訓高出身)の3投手のリレー。2番手の笠原が7回に1失点したのみだったが、今春3部優勝の信州大の投手陣から打線が得点できなかった。

新潟医療福祉大はリーグ戦2戦目を終えて1勝1敗。3戦目は21日(土)群馬大で群馬大と対戦する。

(取材・文/岡田浩人)

【社会人野球】バイタルネット 2年連続の日本選手権出場へ王手

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社会人野球・日本選手権の北信越最終予選が14、15日にハードオフ・エコスタジアム新潟でおこなわれ、バイタルネット(新潟)が代表決定戦への進出を決めた。JR新潟は準決勝で敗れた。バイタルネットは16日の代表決定戦で伏木海陸運送(富山)と対戦する。勝てば昨年に続き2年連続の日本選手権出場が決まる。全国32チームが出場する日本選手権は10月28日から京セラドーム大阪でおこなわれる。

◆14日の1回戦の結果◆
バイタルネット(新潟)7-3信越硬式野球クラブ(長野)

◆15日の準決勝の結果◆
バイタルネット(新潟)4-0フェデックス(長野)
伏木海陸運送(富山)19-3JR新潟(新潟)

14日の1回戦 4回裏 バイタルネットが逆転 喜ぶ選手たち

◆16日の代表決定戦 ハードオフ・エコスタジアム新潟◆
10:00 バイタルネット(新潟)×伏木海陸運送(富山)

(取材・撮影・文/岡田浩人)

【高校野球】新潟県大会ベスト8が出そろう

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第129回北信越高校野球・新潟県大会は15日、県大会1回戦(4回戦にあたる試合)の4試合が2会場でおこなわれ、ベスト8が出そろった。準々決勝は19、20日にハードオフ・エコスタジアム新潟でおこなわれる。

◆15日の試合結果◆
<鳥屋野>
①佐渡3-2上越総合技術(試合終了)
②中越8-1新潟西(試合終了)

<悠久山>
①新潟明訓8-1糸魚川白嶺(8回コールド)
②村上7-0六日町(7回コールド)


佐渡対上越総合技術 7回表 上越総合技術がスクイズも本塁でアウト

◆準々決勝の予定◆
9月19日(木)
①高田商(10:00)三条
②日本文理(12:30)北越

9月20日(金)
①佐渡(10:00)中越
②新潟明訓(12:30)村上

(取材・文/岡田浩人)

【社会人野球】代表決定戦は17日に順延

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16日にハードオフ・エコスタジアム新潟でおこなわれる予定だった社会人野球・日本選手権の北信越代表決定戦、バイタルネット×伏木海陸運送の試合は、悪天候のため17日に順延となった。

【社会人野球】バイタルネットが2年連続V 日本選手権出場決める

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10月におこなわれる社会人野球・日本選手権への出場をかけた北信越最終予選の代表決定戦が17日、ハードオフ・エコスタジアムでおこなわれ、バイタルネット(新潟市)が8-3で伏木海陸運送(富山・高岡市)をくだし、2年連続5度目の本大会出場を決めた。

<試合スコア>

バイタルネットは1回、四球と犠打で1死二塁とし、3番鈴木裕一の中前適時打で1点を先制。同点に追い付かれた直後の3回裏、満塁の好機で4番丸山裕介(金沢星稜大出身)が左越え満塁本塁打を放ち、試合を優位に進めた。

3回裏 バイタル・丸山満塁本塁打③
3回裏、バイタルネット4番・丸山裕介選手が左越え満塁本塁打を放つ
(背番号22 下写真は左が丸山選手)

バイタルネットの先発投手・曽根瑛二は3回に1失点したものの、6回を投げ被安打5で粘り強い投球を見せた。その後は宮内鉄也-河田貴之-江村知大とつなぎ、8回途中から抑えの田中大輔が締めた。1回表 バイタル・曽根②
先発したバイタルネット・曽根瑛二投手
8回途中から登板したバイタルネット・田中大輔投手

バイタルネットの三富一彦監督は「(ことし6月の)都市対抗の北信越予選で悔しい負け方をしたので、絶対に(日本選手権は)行かなきゃいけないと、チーム一体になれた。投手がしっかり投げてくれて、打撃にいい影響が出た。丸山の満塁本塁打で流れができて楽になった。(本大会では)出るからには2勝、3勝を目指したい。バッテリー中心の守りから入る勝ち方で勝利したい」と話した。

大会の最高殊勲選手賞に選ばれた丸山は「(3回の満塁の場面は)思い切っていこうと思った。落ちるボールが甘く入ってきた。絶対走者を還したかった。最高の形になった。(全国の舞台に出場でき)嬉しい。チームの勝ちにこだわりたい」と喜びを表した。

バイタルネットは10月28日から京セラドーム大阪でおこなわれる日本選手権に出場する。

三富一彦監督を胴上げするバイタルネットの選手たち
<試合動画 試合開始~5回終了まで>

<試合動画 6回表~試合終了まで>

<試合動画 三富監督胴上げ、三富監督と丸山選手インタビュー>

(取材・映像・文/岡田浩人)

【高校野球】三条が18年ぶり4強 日本文理は9回に逆転勝ち

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第129回北信越高校野球・新潟県大会は19日、新潟市中央区のハードオフ・エコスタジアム新潟で準々決勝の2試合がおこなわれ、三条と日本文理が勝ち、ベスト4進出を決めた。三条は1995年秋以来の18年ぶりのベスト4進出、日本文理は秋は優勝した去年に続き2年連続のベスト4進出を決めた。20日は準々決勝の残り2試合がおこなわれる。

◆準々決勝 第1試合 三条7-2高田商◆
高田商001 100 000  2
三条  303 010 00×   7

三条は1回、失策とバント安打で無死1、3塁の好機を作り、3番平原の左前適時打で先制。さらに内野ゴロの間に1点を追加した後、相手守備の乱れからこの回もう1点を追加。3点を先制した。3回表にキャッチャー悪送球の間に1点を返された三条はその裏、3本の安打と守備の乱れに乗じ3点を追加した。

三条の先発投手・小杉は最速133キロの直球に伸びがあり、2回まで6者連続三振を奪う。3回と4回に失点したが要所を締め6回を投げ13奪三振。7回からリリーフした田中が高田商打線を無失点に抑えた。高田商は序盤の3回までに3失策と守備が乱れた。

6回を投げ13奪三振の好投を見せた三条・小杉悠太投手

18年ぶりのベスト4進出を決めた三条ナイン

◇三条・勝雅史監督の話◇
「(ベスト4進出に)とても嬉しい。もう1つ勝って北信越大会へ行きたい。投手の小杉が良かった。小杉は1、2回戦と4回戦で本来の調子ではなかったので調整方法を変えた。試合前のブルペンから正捕手の有坂信と組ませて投球練習をさせた。きょうはブルペンを見ていて『これは行ける』と感じた。小杉を中心に守るチーム。勝ちなれていないチームだったが、勝つことをわかってきたことが大会の収穫」

◇三条・小杉悠太選手の話◇
「きょうは肩が軽かった。立ち上がりに課題があったが、きょうはブルペンで(捕手の有坂信から)体の開きについて指摘され、試合前にフォームの調整がうまくできた。夏の大会では肘が下がっていたので肘を上げるところからスタートした。20メートルの距離のタイヤ押しを朝練習で30本おこない下半身を鍛えた。準決勝はどちらも強い相手。名前負けしないよう自分の投球をしたい」

◆準々決勝 第2試合 日本文理2-1北越◆
北 越  100 000 000    1
日本文理000 000 002×  2

日本文理が最終回に逆転し準決勝に進出した。

北越は1回、日本文理の先発・飯塚の立ち上がりを攻め、四球と犠打で1死2塁とし、3番で主将・箕輪の右前適時打で1点を先制した。

1回表、北越が3番・箕輪希翔選手の右前適時打で1点を先制

日本文理の飯塚悟史投手 初回に1失点も粘り強い投球を見せた

北越の山﨑嘉紀投手 低めを丁寧に突く投球で日本文理打線を苦しめた

日本文理の先発投手・飯塚は初回に1失点をしたものの、その後は走者を出しても粘り強い投球を見せ、9回を投げ被安打3、8奪三振の安定した投球を見せた。北越の山﨑は低めを丁寧に突く投球で、8回まで日本文理打線を0点に抑えた。

9回裏、1点を追う日本文理は1死から2番黒台が三ゴロ内野安打で出塁。続く3番小林が中越三塁打を放ち同点に追い付いた。ここで北越ベンチは4番池田、5番星を歩かせる満塁策を指示。1死満塁から6番鎌倉の当たりは遊ゴロ。本塁への送球を受ける捕手・津野と三塁走者の小林がぶつかり、主審の判定は「守備妨害」で三塁走者がアウト。津野は負傷退場となった。2死満塁から7番飯塚がフルカウントから押し出し四球を選び、日本文理がサヨナラ勝ちした。

9回裏、日本文理の3番・小林将也選手が中越適時三塁打を放ち同点に追い付く

9回裏、押し出し四球で三塁走者の池田貴将選手(背番号5)がホームイン

試合終了後、無念の表情を浮かべる北越・山﨑嘉紀投手

◇日本文理・大井道夫監督の話◇
「苦しかった。子どもたちがよく粘った。よくひっくり返した。それまで打線は、低い球を捨てて浮いた球を狙えと指示したが早打ちし過ぎだった。相手が左投手ということで右打者の黒台を2番に、小林を3番に起用した。最後の最後で小林が1本打ってくれた。守る方では飯塚がよく辛抱して投げた。こういうゲームで勝つとチームが乗ってくるから期待したい」

◇日本文理・小林将也選手の話◇
「(9回の同点打は)打った球はまっすぐ。真ん中からやや外寄りで、逆方向への打球を意識した。(去年秋に4番起用も)春も夏も結果が出せなくて、ここにきて調子が段々上がってきた。次の試合もフルスイングで期待に応えたい」

◇日本文理・飯塚悟史投手の話◇
「我慢の投球だった。初回に四球から失点し悔いが残った。これまでは失点した後に大量失点するケースが多かったので、1点で抑えられるようになったことは成長」

◆北越・山﨑嘉紀投手の話◆
「9回は3ボールにしてしまい不利なカウントにしてしまった。相手は関係なく自分たちの野球をするだけだと思っていた。自分ではゲームを作ることができたが、最後に精神面の弱さが出てしまった。冬にしっかり練習して、春にリベンジしたい」

◆20日の準々決勝(会場:ハードオフ・エコスタジアム新潟)◆
①佐渡(10:00)中越
②新潟明訓(12:30)村上

(取材・撮影・文/岡田浩人)


【高校野球】中越と新潟明訓がベスト4進出

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第129回北信越高校野球・新潟県大会は20日、新潟市中央区のハードオフ・エコスタジアムで準々決勝2試合がおこなわれ、中越と新潟明訓が勝利。19日にベスト4進出を決めた三条、日本文理と合わせて、ベスト4が出そろった。準決勝は22日(日)におこなわれる。

◆準々決勝 第1試合 中越5-1佐渡◆
中越 100 000 130  5
佐渡 000 000 010  1

(投手)
中越 ①星(佳)-⑩高橋-⑪上村-①星(佳)
佐渡 ①濱田-⑩遠藤

中越は1回、1死1、3塁から暴投で1点を先制。その後、中越の星佳孝、佐渡の濱田泰誠の両先発投手が、走者を出しながらも得点を与えない投球が続いた。

中越の先発・星佳孝投手

佐渡の先発投手・濱田泰誠投手

7回表、中越は2死2塁のチャンスから9番粉川が左線適時二塁打を放ち、貴重な追加点。中越は8回にもスクイズと6番小野の適時2塁打などで3点を加え、佐渡を突き放した。佐渡は8回に5番建原の適時三塁打で1点を返したが、チャンスにあと1本が出なかった。

7回表、中越の粉川翔伍が左線適時二塁打を放ち、1点を追加

◇中越・本田仁哉監督の話◇
「(打線が中盤まで1得点)あんなにフライを打ち上げてしまうとは。緩急とインコースをうまく使われた。投手の星については、緊迫したり競った場面ほど落ち着いて自分の力を出して投げることができる投手。野手に1年生が多く、守備が崩れなければと思っていた。7回の粉川の1本が大きかった。新チームは試合をやればやるほど伸びる。次の準決勝は北信越大会の出場権が決まる試合になる。相手のレベルが上がるが頑張りたい」

◇中越・星佳孝投手の話◇
「初回に先制してくれたので、どんどん打たせていってリズム良く投げることができた。(なかなか追加点が入らなかったが)夏もこういう展開があり、我慢と思って投げることができた。準決勝は、より相手が強くなる。ピンチを作っても思い切りよく投げられればと思う」

◆佐渡・加藤芳宏監督の話◆
「序盤は1点で抑えることができ、濱田がよく投げてくれた。チャンスで三振が多かったのが痛かった。19人しかいないチームだが、今大会はそれぞれの『個』を出しながらやってこれたことは今後につながる。捕手の衣笠を中心に内野手がよく声を出している。冬の間は個々の能力のレベルをあげる練習に取り組んでいきたい」


◆準々決勝 第2試合 新潟明訓10-0村上◆
村上 000 000   0
明訓 010 333×  10 (6回コールド)

(投手)
村上 ⑪大島-①斎藤
新潟明訓 ①村山

新潟明訓がエース村山賢人の投打にわたる活躍で快勝した。
明訓は2回、1死1、3塁のチャンスで8番村山が中犠飛で1点を先制。さらに4回にも村山の犠飛で1点を加えた後、暴投と2番佐藤の中前適時打で2点を追加した。5回には捕逸と村山の適時三塁打、内野ゴロ悪送球で計3点を加えた。


4回裏、新潟明訓・村山賢人選手の右犠飛で1点を追加。3打点の活躍を見せた。

今大会初先発の明訓・村山は自己最速となる141キロを計測した直球とコーナーを丁寧に突く投球で村上打線に被安打1と的を絞らせなかった。6回裏に2死満塁から水沢の適時二塁打で3点を加えた新潟明訓が6回コールド勝ちした。村上はバッテリーエラーから失点を重ねてしまった。

6回を投げ被安打1の安定した投球を見せた新潟明訓・村山賢人投手

◇新潟明訓・本間健治郎監督の話◇
「村山がよく投げてくれた。しっかり取れるアウトを取ることができた。おごることなく、打者を見て投げられるようになっている。持ち味である内と外の制球が感覚的につかめている。打撃も好きな選手で、その成果を野手も見習わなければならない。(ベスト4進出で)ここまで何かが足りないとか準備ができていないとか、そういうことはなく、今ある力を全部出して最後に勝ちで終わることができればと思う」

◇新潟明訓・村山賢人投手の話◇
「いいプレーができた。投げても打ってもいい結果を出せて嬉しい。今大会初先発でいつも以上に気合が入った。ただ四球を1つ出したので、より制球力に磨きをかけたい。夏の大会が終わってから走り込みを中心にやってきて、ボールに力が乗っている。(準決勝は)次を勝たないと北信越大会に近づかないので、集中していきたい」

◆村上・平澤周太郎監督の話◆
「力不足、一から出直し。村山投手にはうまく打たされた、初球の甘い球を打つことができなかった。守備も悪かった。バント、バントで守備の弱点をついてくるチームにやられると後手に回ってしまう。このチームでベスト8まで来るとは思っていなかった。ただピッチャーを中心にしっかりバッテリーがやると、試合もきちっとできることは学べた。これからも自信を持ってできることをコツコツやっていきたい」

◆22日の準決勝 ハードオフ・エコスタジアム◆
試合前 平成25年度 優秀選手表彰
①三条(10:00)日本文理
②中越(12:30)新潟明訓

(取材・文/岡田浩人)

【高校野球】新潟県高野連が13人を優秀選手表彰

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北信越高校野球・新潟県大会の準決勝がおこなわれたハードオフ・エコスタジアム新潟で22日、試合前に新潟県高野連による2013年度の優秀選手表彰がおこなわれ、10校の3年生13人に表彰状と記念品が贈られた。


準決勝の試合前に優秀選手表彰を受けた13人


新潟明訓・駒澤辰也選手(捕手)


新潟工・増子遼選手(投手)


日本文理・渡辺大雅選手(内野手)


日本文理・白石貴誉選手(内野手)


日本文理・小黒一輝選手(外野手)


巻・佐藤悠人選手(投手)


新発田・山田健登選手(投手)


新発田中央・本間莞汰選手(内野手)


村上桜ヶ丘・椎野新選手(投手)


村上桜ヶ丘・須戸吉隆選手(内野手)


五泉・後藤拓朗選手(外野手)


中越・駒形晃選手(捕手)


県央工・赤塚悠真選手(外野手)

(取材・撮影・文/岡田浩人)

【高校野球】決勝は日本文理×新潟明訓 三条と中越は代表決定戦へ

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第129回北信越高校野球・新潟県大会は22日、ハードオフ・エコスタジアム新潟で準決勝2試合がおこなわれ、日本文理と新潟明訓が勝ち、23日の決勝進出と北信越本大会の出場を決めた。敗れた三条と中越は同日の第3代表決定戦に臨む。上位3チームが10月12日から福井県で始まる北信越本大会に出場する。

◆準決勝 第1試合 日本文理3-1三条◆
文理 000 010 200  3
三条 000 010 000  1

(投手)
文理 ③小太刀-①飯塚
三条 ①小杉-③田中-①小杉

序盤は日本文理の先発・小太刀、三条の先発・小杉、両先発投手が4回まで走者を背負いながらも要所を締め、相手に得点を与えなかった。

日本文理の先発・小太刀緒飛投手
三条の先発・小杉悠太投手

先制したのは日本文理。5回表、7番竹内が右越え三塁打でチャンスを作ると、1死から9番黒台の遊ゴロの間に1点を入れた。しかし三条もその裏、2本のヒットで1、2塁のチャンスを作る。ここで文理ベンチは投手を小太刀から飯塚に交代。1死後、7番田中の中前適時打で同点に追い付いた。

5回表、日本文理・黒台騎士選手の遊ゴロの間に1点先制

5回裏、三条・田中裕之選手の中前適時打で同点に追い付く

7回表、日本文理は四球、9番黒台の左前安打で1死1、3塁とすると、1番渡辺龍の中前適時打で1点を勝ち越し。さらに2番竹石の左越え適時二塁打で1点を追加。この回、2点を挙げた。日本文理は5回途中からエースの飯塚を投入。三条は8回に二死満塁のチャンスを作るなど再三走者を出したが、あと1本が出なかった。

7回表、日本文理・渡辺龍平選手の中前適時打で勝ち越し

5回途中から登板した日本文理・飯塚悟史投手

◇日本文理・大井道夫監督の話◇
「反省する点が多すぎる試合。まったく打てない。練習での当たりが試合で出ない。半分も出ていない。ストライクを打って行けと指示したが、難しい球に手を出している。(北信越本大会の出場権を得たが)優勝して行きたい。(選抜出場に向けては)あとひと頑張りでは足りない。三頑張りくらい必要」

◇日本文理・黒台騎士選手の話◇
「(4回に中前に抜けそうな当たりをファインプレーで遊ゴロに)いつも練習していたプレー。抜かれたら1点を取られると思った。(打っても1打点、1安打、2犠打)きょうは自分の役割をしっかりできた」

◇日本文理・渡辺龍平選手の話◇
「(7回の勝ち越し適時打は)打った球は真ん中内寄りのまっすぐ。前の打席でも打てていなかったので、自分が打たなければという気持ちだった。思った以上に変化球がやっかいで、惑わされて狙い球を絞れていなかった。決勝は狙い球を絞っていきたい」

◆三条・勝雅史監督の話◆
「惜しかった。勝ちたかった。7回まではうまく攻めることができた。思い通りの試合展開にはなったが、あと1本が出なかった。文理打線に対してはキャッチャーの有坂信が小杉をうまくリードしていた。弱者が強者に勝つためには(足を絡めるなど)何をやってくるか分からないと、心理的に追いつめることも大事。文理と互角に戦えたことで選手たちにはそれなりの自信を持って、あすの3位決定戦に臨むことができると思う」

<準決勝 第2試合 新潟明訓4-1中越>
中越 010 000 000  1
明訓 020 000 02×  4

(投手)
中越 ①星(佳)-⑪上村-⑱太刀川
明訓 ⑪漆原

(本塁打)
中越 斎藤(ソロ・2回)
明訓 水沢(2ラン・2回)

中越は2回、6番斎藤の左越えソロ本塁打で1点を先制。新潟明訓はその裏、走者1人を置いて7番水沢の左越え2点本塁打で逆転した。

2回表、中越・斎藤颯選手(背番号5)の左越え本塁打で先制

2回裏、新潟明訓・水沢圭太選手の左越え2点本塁打で逆転

2回以降は新潟明訓・漆原、中越・星(佳)の2人の先発投手による投げ合いが続き、両チームともなかなか次の得点を挙げることができない。

新潟明訓の先発・漆原大晟投手

中越の先発・星佳孝投手

両チーム追加点を入れられないまま迎えた8回裏、新潟明訓は安打で出た走者を置いて、6番海沼が左越え適時三塁打を放ち1点を追加。さらに続く7番水沢の左前適時打でもう1点を加え逃げ切った。中越打線は新潟明訓・漆原の前に12三振を奪われ、チャンスを作るも要所を締められた。

8回裏、新潟明訓・海沼大聖選手(右)が適時三塁打を放ち貴重な追加点

◇新潟明訓・本間健治郎監督の話◇
「漆原が頑張ってくれた。1発本塁打を食ったが、その後自分で自分をコントロールできた。2対1だったが、あの投げている姿を見たら成長したと感じた。合格点をあげたい。打線は中盤がしんどかったが、相手の失投を逃さずスイングがしっかりできた。5回の整備の時にこういう試合は点が入る試合ではないから、緊張感の中でもしっかりやろうと選手に声をかけた。あすの決勝は今持っている力を発揮したい」

◇新潟明訓・漆原大晟投手の話◇
「(公式戦初完投で12奪三振)三振は意識していない。追い込んだら厳しいコースに投げることを徹底していた。(2回に喫した本塁打は)外のまっすぐが力んでシュート回転して真ん中高めに入ってしまった。中越打線は甘い球を見逃さず振ってきた。まだまだ(背番号1の)村山の方が上。2人で追い付け追い越せでやってきて、それがチームのためになると思ってやってきた。2人で成長して、1つの柱になれればと思う」

◆中越・本田仁哉監督の話◆
「星は走者を出しながらも粘って投げていたが、打てなくて点が取れなかった。明訓の漆原投手の先発は予想通りだったが直球にスピード負けしているようではダメ。直球をとらえ切れなかった。加えて明訓バッテリーがこちらをよく見ながら配球していた。それを上回ることができなかった。齋藤はミート力、長打力のある選手。先制打はいいバッティングだった。あの本塁打を自信にしてあすの試合も期待したい。北信越に出ないと選抜への道はないのであすはやります」

◆23日の試合 場所:ハードオフ・エコスタジアム新潟◆
①10:00~第3代表決定戦 三条×中越
②12:30~決勝戦  日本文理×新潟明訓

(取材・撮影・文/岡田浩人)

【高校野球】代表決定戦・三条×中越 決勝・文理×明訓を速報中

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第129回北信越高校野球・新潟県大会は23日、決勝戦と第3代表決定戦がおこなわれる。

<第3代表決定戦 三条×中越 10:00開始>
中越 0
三条 0

(投手)
中越 ①星(佳)
三条 ①小杉

<決勝戦 日本文理×新潟明訓 12:30開始>
日本文理×新潟明訓

(取材/岡田浩人)

【社会人野球】バイタルネットが初戦突破 日本選手権

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社会人野球の日本選手権が28日、大阪市の京セラドーム大阪で開幕し、北信越代表のバイタルネット(新潟)は開幕戦で西濃運輸(岐阜)と対戦し、延長13回、2-1で勝ち、昨年に続き初戦を突破した。バイタルネットはこれで16強入り。次戦は2日(土)18:00から新日鉄住金かずさマジックと対戦する。

◆日本選手権1回戦◆
バイタルネット 010 000 000 000 1 |2
西濃運輸    000 000 001 000 0 |1(延長13回)

(投手)
バイタル 曽根-田中大(8回2死~)

バイタルネットは2回、4番丸山の左中間三塁打でチャンスを作ると、代打安部がレフトへ犠飛を放ち1点を先制した。バイタルネットは9回に西濃運輸の李に適時打を打たれ同点に追い付かれる。1死満塁のタイブレークとなった延長13回、バイタルネットは丸山の犠飛で1点を勝ち越し。そのまま逃げ切った。

日本選手権の初戦を突破したバイタルネット(撮影9月)

(取材・文/岡田浩人)

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