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【BCL・大学野球】新潟アルビレックスBCが元アルビ主将の清野監督率いる松本大と練習試合

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ルートインBCリーグの新潟アルビレックスBCは22日、新潟市中央区のハードオフ・エコスタジアムで関甲新2部の松本大と練習試合を行い、8対1(5回降雨コールド)で勝利した。

新潟の2番手で登板した4年目の前川哲(新潟産大附高)

◎22日の練習試合の結果◎
<ハードオフ>
新潟アルビレックスBC 8-1 松本大(5回降雨コールド)
松本大学 010 00 =1
BC新潟 000 62 =8
(バッテリー)
松本大学:中村、山口、都築、西内-加藤
BC新潟:スクルール、前川、長谷川-齋藤
(二塁打)
松本大学:山内(2回)
BC新潟:知野(4回)

新潟の先発は新外国人のスクルール 3回を投げ1失点


今季から松本大で指揮を執る清野友二監督は
アルビBCで2011~12年に主将を務め日本一を経験した

◇新潟・加藤博人監督の話◇
「先発のスクルールは直球を多めに投げるという課題で、球は高かったが調整して開幕から100%を出せるようにと考えている。きょうの球速は140くらい?ふれこみは最速153なので、暖かくなってきたら平均で140以上になると思う。(前川哲は)若干ボールが滑ると話していた。投げ方も(オーストラリアで)少し変わった。肩やひじに負担のかからないような投げ方を教わってきたということで、続けたいということだった。感覚を掴んでくれれば。徐々によくなると思う。(起用は)どこに置こうか悩んでいるところ。(長谷川は)真っすぐ多めで投げて、多少バラつきはあったのでもう少し磨いてほしい。(打撃は)伊藤がいい。これから140キロをオーバーする投手をどうとらえるか」

◇オーストラリアでの武者修行から帰国し初登板の新潟・前川哲投手の話◇
「ピンチの場面でも動揺はなかった。自分をコントロールできるかできないかの問題。(オーストラリアでは)先発は6回まで投げなければならず、交代という考えなく、どんなピンチでも投げなければならず、ピンチに強くなった。(フォームは)マイナーのコーチから『真上からという感覚があるので、もう少し腕を自然な位置にして、胴体の真ん中から腕を引っ張るイメージで投げたら?』とアドバイスをいただき、それから一度も肩やひじが痛くなることはなかった。12月3日から3月12日まで行き、先発8試合、ほか4試合で中継ぎなど。プロリーグの下のクラブチームに所属した。収獲しかない。今年は結果が全て」

◆松本大・清野友二監督の話◆
「監督になってから新潟では初采配だった。試合の内容は1球にかける思いが(大学生とプロは)全然違う。実力でどうこうという話ではなく、生活を懸けて野球をやっている姿を見てほしかった。大学生は生活を懸けてやっているわけではないが、同じ野球というスポーツをやっている。そこに懸ける重みを感じてほしかった。試合の結果は覚悟の違いが点数に表れていると(試合後)選手に話した。(今後の目標は)1部に昇格し、定着すること。そこに行くまでのプロセスや、高いレベルで野球をやる楽しさ、厳しさ、難しさを感じてもらいたい。考えて野球をやることが私がBCリーグで教わったこと。私が橋上(秀樹)監督(現・西武コーチ)から促された時と同じように考える土台がまだ選手にできていない。そこを必死に作っている。いいチームにしたい」

(取材・撮影・文/岡田浩人)


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