第96回全国高校野球選手権・新潟大会は18日、3回戦8試合が4球場でおこなわれている。第1シードの日本文理はコールド勝ちしたが、第3シードの新潟産大附が上越に敗れた。新潟明訓と五泉の試合は延長11回裏途中で雨が強くなり、回が成立している延長10回降雨コールド引き分けとなり、19日に再試合となった。このため五十公野の第2試合・新潟工×豊栄と五泉×新潟明訓の再試合を19日に実施し、19日に予定されていた新潟県央工×十日町と長岡大手×柏崎工の2試合を20日におこなう。他の3球場は予定通り3回戦をおこなう。4回戦は鳥屋野は予定通り20、21日におこなうが、悠久山は1日順延し21、22日におこなう。
五十公野① 五泉×新潟明訓 雨で中断しベンチで待つ五泉の選手たち
◎18日の3回戦の結果◎
<鳥屋野>
①日本文理11-0高田北城(5回コールド)
②長岡工2-1新潟第一(試合終了)
<五十公野>
①五泉1-1新潟明訓(延長10回降雨コールドゲームで引き分け再試合に)
②新潟工(19日に順延)豊栄
<悠久山>
①新潟商2-0六日町(試合終了)
②糸魚川6-0三条東(試合終了)
<佐藤池>
①上越7-1新潟産大附(試合終了)
②帝京長岡2-1佐渡(延長13回・試合終了)
◎鳥屋野① 日本文理11-0高田北城(5回コールド)◎
日本文理の先発③小太刀緒飛(こだちおとわ)投手
◇日本文理・大井道夫監督の話◇
「初戦の後、フライを打たないために、叩く練習をしてきた。小太刀はまあまあ、四球を出すのはよくない。藤田も追い込んでからのボール球がよくない。(適時打の)片岡は北信越大会から使っている選手でよくやっている。練習の成果が出ている。(北信越大会で右肩をケガした)竹石は守備で入ったけど、慣らしていかないと。これからどんどん使っていく」
◇日本文理・池田貴将主将の話◇
「初戦の後、学校に帰ってすぐに練習をしたが、
◇日本文理・片岡優斗選手の話◇
「(2打数2安打で打点2)北信越大会は自分でもびっくりするくらいの結果が出たが、その後打撃が不調で今大会を迎えた。練習が終わってから夜間練習を2時間くらいやったが、メンバーやメンバー外の3年生が一緒に付き合ってくれた。みんながちょっとした悪いところでも指摘してく
新潟第一⑩高野寛投手
9回表、長岡工が2死3塁から代打・富岡稜主将の適時打で1点勝ち越し
◇長岡工・冨岡稜主将の話◇
「春に練習試合で右手を骨折してから、なかなか練習ができなかったが、 チャンスに打ててよかった」
◎五十公野① 五泉1-1新潟明訓(延長10回降雨コールド引き分け)◎
新潟明訓の先発⑪漆原大晟投手
◇新潟明訓・本間健治郎監督の話◇
「もう少し捉えられるボールがあったと思うが、攻撃が雑になった。打者が変化球を待っている割に打ち損じが多かった。(継投は)考えていたが4時まで試合をやることは考えていなかった(苦笑)。(中断は)2度とも攻撃中の中断だったのでまだ良かったが、決めたかった。(11回表のピンチは)村山がスライダーが曲がらず痛打されたがそこからよく抑えた。再試合は仕方がない。明日しっかりやります」
◇五泉・江端利文監督の話◇
「(9回裏の中断後サヨナラ負けのピンチで)大塚はよく抑えた。そういうところからの投球が課題の選手だったので一回り成長が見られた。1、2回はボールが高かったが、3回から変化球が決まって何とかなった。展開としては試合前に何とかついていこうと考えていた通りの展開だった。11回表は(無死1、3塁のチャンスで)決めたかった。(中断は)どちらもピンチだったので、雨が降ってもやらなければいけないと考えていた。運があったと思って明日頑張りたい」
◎19日の3回戦の試合予定◎
<鳥屋野>
①白根(10:00)中越
②柏崎(12:30)新潟南
<五十公野>
①新潟工(10:00)豊栄
②五泉(12:30)新潟明訓
<悠久山>
①北越(10:00)新潟東
②小千谷(12:30)新発田中央
<佐藤池>
①加茂(10:00)関根学園
②三条(12:30)加茂暁星
(取材・撮影・文/岡田浩人)