新潟県高野連は20日、来春の第87回選抜高校野球大会の21世紀枠の新潟県候補校に巻高校の推薦を決めた。巻は今秋の県大会でベスト4に進出。準決勝では日本文理に2-3で敗れたが、終盤まで苦しめた。2年生の長谷川智也、1年生の小林俊介、小鷹樹らの投手陣を中心に、堅い守りと堅実な打撃で上位進出を果たした。
今秋の県大会でベスト4に進出した巻
新潟県高野連は推薦理由として、①困難条件の克服・・・グラウンドが他の運動部との共用でありながら、日々の練習で工夫し、近年の上位進出に結びつけていること②一昨年夏ベスト8、昨夏ベスト4、今秋ベスト4と最近の大会で上位進出を果たしていること③学業と部活動の両立、を挙げている。
今後は11月26日に同校で表彰がおこなわれる。12月12日に北信越地区の候補校1校が発表され、1月23日の選考委員会で21世紀枠での出場校が決定する。
(取材・撮影・文/岡田浩人)