明治神宮大会は19日、神宮球場で大学の部の決勝戦がおこなわれ、駒澤大が3-0で明治大をくだし、13年ぶり5度目の優勝を飾った。柏崎市出身の高橋隼之介主将(日本文理高出身)の明治大は惜しくも準優勝に終わった。
プレーヤとして最後の試合を迎えた高橋隼之介主将(日本文理高出身)
高橋主将は2009年夏の甲子園で準優勝した際の遊撃手で、決勝では中京大中京高の堂林翔太投手(現広島)から本塁打を放つなど活躍。明治大に進学後、捕手として活躍した。今シーズンは新潟県出身選手としては明治大で初めて主将を務めた。
大学卒業後、大手広告代理店に就職が内定していて、この試合がプレーヤーとして最後の試合となった。試合には出場しなかったが、主将としてベンチから声を出し、3年ぶりの優勝を目指したチームをけん引した。
試合前の挨拶 明治大の先頭が高橋隼之介主将
歓喜に沸く駒澤大の選手たちを無念そうに見つめる高橋主将(背番号10)
(取材・撮影・文/岡田浩人)