新潟市で活動する中学硬式野球チーム「新潟ヤング」の卒団式が23日、新潟市内のホテルでおこなわれ、中学3年生12人が卒団を迎えた。今季は夏の全国大会に3年連続3回目の出場を果たし、初戦を突破した。卒団生は「高校で甲子園に出場できるよう頑張りたい」とそれぞれが決意を語った。
新潟ヤングを卒団した中学3年生たち 高校での活躍を誓い合った
卒団式は小学生の学童軟式チームである「NSジュニア」、中学硬式チームの「新潟ヤング」、社会人軟式チームである「NSクラブ」が所属する「新潟ベースボールクラブ」の納会でおこなわれた。
新潟ヤングは7月に岡山県で開催された全国大会「ヤングリーグ選手権」に出場。1回戦で和歌山ホークスに3対2で勝利。2回戦で全国優勝の経験を持つ強豪・神戸須磨クラブと対戦し、善戦したものの3対6で敗れた。
卒団する中学3年生は第8期生で全部で12人。壇上に上がった卒団生は1人ひとり挨拶に立ち、「全国大会で勝てたことが思い出」「ここまで来ることができたのは監督、コーチ、両親のおかげ」「高校でも野球を続けるので応援をお願いします」とそれぞれ感謝や今後の抱負を述べた。
富樫拓夢主将(早通中3年)は「みんな仲がよく、楽しいチームで、辛いこともいろいろあったが、このメンバーでできてよかった。全国大会の2回戦では強豪相手に内容的には悪くない試合ができたことが思い出。高校でも野球を続けて甲子園に出場できるよう頑張っていきたい」と決意を話した。新潟ヤングには15人の新入団が決まっている。
なお小学生の学童軟式チーム「NSジュニア」からは16人が卒団、10人程度の新入団選手を予定している。
学童チーム・NSジュニアの卒団生 新潟ヤングや中学軟式野球で野球を続ける
(取材・撮影・文/岡田浩人)