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【イベント】「三條機械スタジアム」の名前では最後の感謝祭

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三条市の「三條機械スタジアム」で22日、毎年冬恒例の感謝祭が開かれた。同球場を管理・運営する株式会社丸富(本社・三条市)が球場に親しんでもらおうと企画し、大勢の人が訪れ、球場内でおこなわれるイベントを楽しんだ。4月から同球場の命名権が変わり「三条パール金属スタジアム」となるため、「三条機械スタジアム」の名前では最後の感謝祭となった。

新潟アルビレックスBCの選手が参加した餅つき

感謝祭では地場産野菜やスイーツなどの飲食販売や物販がおこなわれたほか、MY箸づくりなどの体験コーナーが設けられた。

また新潟アルビレックスBCの平野進也選手兼任コーチ、青木智史選手、稲葉大樹選手の3人が参加。子どもと一緒に餅つきをおこなったほか、選手の練習用ユニフォームのオークションなどがおこなわれ、訪れた人たちと触れ合った。

子どもたちがホームランチャレンジを楽しんだ

新潟アルビレックスBCの選手たちが提供したユニフォームのオークション

(取材・写真・文/岡田浩人)


【BCL】新潟の合同練習に高須新兼任コーチが合流

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前東北楽天ゴールデンイーグルスの内野手で、今季から新潟アルビレックスBCに入団した高須洋介選手兼任野手総合コーチ(38)が24日、長岡市での合同自主練習に初参加した。高須兼任コーチは選手と一緒にキャッチボールや守備練習などで汗を流したほか、基本動作の指導もおこなうなど、初めての“コーチ業”もスタートさせた。
高須①
初めて会う選手たちと挨拶を交わす高須洋介選手兼任野手総合コーチ(右)

新潟は毎週月曜日合同自主練習をおこなっていて、高須兼任コーチは当初今月17日から合流予定だった。しかし関東から東北地方までを襲った大雪の影響で長岡市への引っ越しが遅れ、この日の合流となった。初めて会う選手たちと挨拶を交わした高須兼任コーチは、選手たちとウォーミングアップやキャッチボールをおこない体を温めた。

キャッチボールをおこなう高須兼任コーチ

キャッチボールでは相手をした稲葉大樹選手に対し、「腕はなるべく体のそばを通るように」とテイクバックの動きを指摘した。守備練習では自身のゴロさばきの考え方を身振りを交えて選手たちに指導。年明け以降、仙台市にある「楽天の二軍練習場で調整してきた」と話す通り、軽快な動きを見せ、NPBの近鉄、楽天で培った16年の経験を早速選手たちに伝えた。

守備の捕球の仕方を身振りを交えて選手たちに指導した

指導を受けた稲葉大樹選手は「今まで知らなかった守備の技術を聞くことができた。これからキャンプに入っていった時にグラウンドで高須さんの動きを見ることができるのが楽しみ。動きを見るだけで勉強になる」と目を輝かせた。

高須兼任コーチは「気温は仙台よりも暖かく感じる」と長岡の印象を話し、「僕自身もNPBで小坂(誠)さん(ロッテ、巨人、楽天で活躍)の動きを見ながら自分で学んだ」と自身が実際に動きをやって見せる指導方法の利点を説明。「新潟の選手は能力が高く、まだまだ伸びしろがあると感じた。まずは基本が大事でいろいろな動きがあるということを知っていた方が選択肢が広がり、選手のためになると思い指導した。選手としてもコーチとしても今後が楽しみ」と新潟で迎えるシーズンに期待を寄せた。

(取材・撮影・文/岡田浩人)

【BCL】リーグ命名権を「ルートイン」が取得

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独立リーグのBCリーグを運営する「ジャパン・ベースボール・マーケティング」(本社・新潟市)は25日、新潟市で記者会見を開き、リーグの命名権をホテル事業などを全国で展開する「ルートイングループ」(本部・東京)が取得したと発表した。リーグ名称は『ルートインBCリーグ』となる。契約期間は来月1日から3年間で、契約金額は未発表だが「3年間で数千万円になる」(BCリーグ村山哲二代表)という規模。

新名称を発表するBCリーグ村山哲二代表(右)とルートインジャパン永山泰樹社長

命名権を取得したことについてルートインジャパンの永山泰樹社長は「当グループは長野県上田市の発祥で、リーグ設立当初から『地域と、地域の子どもたちのために』という憲章を掲げるリーグを応援してきた。選手への宿泊サービス、ファンへの割引サービスや特典で今まで以上にリーグ発展に尽力したい」と話し、命名権取得の意義については「スポーツを通して社会貢献できると考えた」と述べた。

BCリーグの村山哲二代表は「現在は6球団だが2015年度は埼玉県の熊谷球団の参入準備中で、今後は8球団に増やし、エリアを少しずつ拡げていこうという戦略がある。球場の近くにルートインのホテルがあるという形でリーグとルートインの関係をさらに強化できれば。選手のプレーがルートインの看板を背負うことになる」と話した。

6球団の監督・主将と新名称のチャンピオンフラッグ

施設名などで命名権が販売される例は多数あるが、野球のリーグ名称の命名権が販売されるのは日本では初めて。サッカーでは女子サッカーの『プレナスなでしこリーグ』があるほか、Jリーグで今季新設されるJ3がリーグ戦の冠スポンサーとして「明治安田生命」と契約し『明治安田生命J3リーグ』となる例がある。

ルートインBCリーグの2014年シーズンは4月9日(水)の群馬-巨人(ファーム)で開幕する。新潟アルビレックスBCの開幕戦は4月12日(土)でアレックス・ラミレス選手が新加入する群馬と対戦する。今シーズンは6球団がNPBファームチームとそれぞれ2試合の交流戦をおこない、公式戦として勝敗数やチーム成績、個人成績に反映される。

(取材・撮影・文/岡田浩人)

【BCL】稲葉大樹内野手が新潟の新主将に

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BCリーグの新潟アルビレックスBCは26日、2014年シーズンの新主将を稲葉大樹(ひろき)内野手が務めると発表した。稲葉新主将は「昨年成し遂げられなかった日本一奪還を目標にしたい。主将を務めさせていただくに際し、全ての方々に感謝をしてチームのために最後まで執念を持って頑張ります」とコメントした。

新潟の新主将を務める稲葉大樹内野手(写真提供:新潟アルビレックスBC)

稲葉新主将は1984年生まれの29歳。東京都出身で、安田学園高から城西大、社会人チームを経て、チームが創設された2007年途中に新潟アルビレックスBCに入団。2011年に打率.375で首位打者を獲得。昨季は打率.345でリーグ3位。チーム1年目から活躍する唯一の選手で、昨年6月23日にリーグ初の500安打を記録している。

(取材・文/岡田浩人)

【インタビュー】日ハム・大渕隆スカウトが来県 「チャンスは身近にある」

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十日町市出身で北海道日本ハムの大渕隆スカウトディレクター(43)が28日から新潟入りし、県内の高校などを視察している。大渕スカウトは一昨年のドラフト会議で1位指名した大谷翔平選手(花巻東高出身)の交渉担当として、『大谷翔平君 夢への道しるべ』という資料を作成・提示。粘り強い交渉で入団を実現させた。十日町高の三塁手で主将として2年秋に県大会優勝し、その後早稲田大に進学。東京六大学でベストナインを獲得した。社会人を経た後、地元に戻り公立高校教師に・・・その後、35歳で日本ハムのスカウトに転身した異色の経歴の持ち主だ。プロスカウト現場の最前線で活躍する大渕さんに新潟の高校生への思いを聞いた。

県内の高校を視察する日本ハム・大渕隆スカウトディレクター

Q今回の新潟入りの目的は?
大渕「2月に予定されていた日本文理高の埼玉遠征が大雪で中止となり、選抜大会前に飯塚(悟史)投手を視察したかったので新潟に来ました。せっかくの機会だし各高校にも足を運ぼうと思って数校見て回っています」
Qプロのスカウトはこの時期どういう活動をしていますか?
大渕「自チームのキャンプを見て、3月になると大学や社会人のオープン戦が始まるので見て回ります。高校の練習試合解禁が3月8日。3月は練習試合ばかり見ています」

Qこの時期に高校生を見る際のポイントは?
大渕「名前が聞こえてくる選手はどんな体格をしているのか、どんなフォームなのか・・・この時期は細かいところを見ても仕方がないので。基本的には高校生は素材を見ます。最近はよく高校生に対し『プロに行くなら大学経由がいい』などと言いますけど、僕はそうは思わなくて、18、19歳の感性は23、24歳にはないものがある。素材が良ければ早く高いレベルに入れた方がその選手の野球の能力は上がると確信しています。もちろん人生をトータルで見た時にいろいろな判断があるとは思いますが、野球の能力を伸ばすという意味では、高いレベルに早く入れた方が伸びます。大学行ってからでも遅くはない、という言葉は好きではない。むしろ遅いと思います。僕もアマチュアにいた時はそう思っていましたが・・・」

Q地元新潟の存在は?
大渕「自分がスカウトになってから新潟からはバイタルネットの谷元(圭介投手)しか獲ってないので、できれば高校生をダイレクトで獲りたいという気持ちはあります。ウチの球団は比較的、高校生を育てる環境があるし、意欲的な素材があればぜひと思っています」
Qプロで大成するための大事な要素は何でしょう?
大渕「今現在の自分なりの公式は、『(身体能力+環境)×圧倒的な向上心』ですね。僕自身が考えるには『向上心』がなければ無理ですね」

Q新潟の高校生にメッセージを
大渕「新潟をはじめ、地方の高校生は体格や身体能力において、関東の高校生と比較してもそん色ないどころか勝っている選手が多い。ただ『自分はここまでだ』というリミッターを自分自身で設けてしまっている。非常にもったいない。向上心、やる気があればプロや大学、社会人で活躍できる。ぜひ高い目標と志を持って取り組んでほしい。また、そういう環境を大人が用意しなければならないし、自分自身スカウトとしてそういう選手を発掘しプロに入れることで、もっとプロの存在を身近にしたい。チャンスは身近にあるんだと伝えたいですね」

十日町市出身の日本ハム・大渕隆スカウトディレクター

(取材・撮影・文/岡田浩人)

【高校野球】日本文理が鹿児島遠征へ出発

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今月21日に甲子園で開幕する「第86回選抜高校野球大会」に出場する日本文理が5日、鹿児島県での合宿のため新潟空港から出発した。現地では打撃や試合形式の練習のほか、8日から解禁となる練習試合を地元校相手におこなう予定。

風邪やインフルエンザ予防のためマスク姿で新潟空港に集合した日本文理ナイン

鹿児島入りするのはベンチ入り予定の18人を含む選手29人と大井道夫監督、佐藤琢哉部長、コーチ、マネージャーなど。10日までの滞在予定で、霧島市で練習をおこなうほか、8、9日は鹿児島実業などを相手に4試合の練習試合を予定している。選手にとっては昨年11月20日の神宮大会決勝戦以来の実戦となる。

荷物を手に出発準備をする鎌倉航副将(手前)と飯塚悟史投手(奥)

出発を前に大井道夫監督は「チーム状態はいい。チェックポイントは投手。エースの飯塚は8日に3イニング、状態が良ければ9日に連投で3イニングくらい投げさせたい。ほかの3人(小太刀緒飛、藤田優平、高橋竜太)も試す」と投手陣の実戦感覚を取り戻すことを最優先の課題に挙げた。エースの飯塚悟史投手は「やっと試合ができるので楽しみ。打者が立った形での実戦感覚を養いたい。(冬の練習で)いい感覚で練習ができたので試合で試したい」と練習試合が待ち遠しい様子。池田貴将主将は「試合ができる喜びがある。周りの方々に感謝したい。練習試合はこの鹿児島遠征が初めてなので、1試合1試合を無駄にせずやっていきたい」と意気込みを話した。

チームは10日に新潟に戻った後、13日に徳島遠征に出発し、そのまま大阪入りする予定。組み合わせ抽選会は14日で、21日に開幕する。

(取材・撮影・文/岡田浩人)

【高校野球】センバツ出場の日本文理が鹿児島で練習試合

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第86回選抜高校野球大会(21日開幕)に出場する日本文理が8日、合宿先の鹿児島市・鹿児島実業球場で練習試合をおこなった。地元・鹿児島実業と大分・柳ヶ浦の甲子園常連校を相手に1勝1敗だった。日本文理は9日も練習試合2試合を予定している。

①日本文理-柳ヶ浦(大分)
柳ヶ浦 000 000 000 |0
文理  200 001 10× |4
<文理投手>
藤田(5回)-吉田(2回)-鷲田(2回)
<文理の得点>
1回:川口2点適時打
6回:併殺の間に1点
7回:山口適時三塁打

②日本文理-鹿児島実
文理 002 002 000 |4
鹿実 210 011 00× |5
<文理投手>
飯塚(3回)-小太刀(3回)-高橋(2回)
<文理の得点>
3回:鎌倉適時三塁打、新井犠飛
6回:小林2点適時二塁打

◆日本文理・飯塚悟史投手の話◆
「(3回3失点だったが)自分なりに目的を持って投げたいボールをしっかり投げることができた。直球が甘いコースに入り打たれたが、課題だった左打者へのスライダーをしっかり制球できストライクを取ることができた。きょうは6~7割くらいの力。鹿児島で順調に調整できている。あすも連投予定なので自分なりの課題を持って投げたい」

(取材・文/岡田浩人)

【高校野球】日本文理 9日の練習試合は1分1敗

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第86回選抜高校野球大会に出場する日本文理は9日、合宿先の鹿児島市で地元・鹿児島実業と熊本・多良木と練習試合2試合をおこなった。

①日本文理3-3鹿児島実
→文理投手:藤田6回1失点、小太刀3回2失点

②日本文理13-14多良木(熊本)
→文理投手:飯塚5回2失点、高橋3回11失点、鷲田1回1失点

日本文理は鹿児島遠征で4試合の練習試合をおこない、1勝2敗1分だった。10日に新潟に戻る予定。13日から徳島遠征をおこない、その後大阪入りする。選抜大会の開幕は21日。

(取材・文/岡田浩人)


【高校野球】日本文理で壮行会 「最後まで諦めず頑張る」

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第86回選抜高校野球大会(21日開幕)に出場する日本文理高校(新潟市西区)で12日、野球部の壮行会が開かれた。1、2年生約600人が大井道夫監督、ベンチ入り選手18人とマネージャーにエールを送った。日本文理の選手は13日に合宿先の徳島県阿南市に向けて出発する。

選抜旗を手した池田貴将主将を先頭に入場する日本文理の選手たち

壮行会には篠田昭新潟市長が出席し、「先輩が築き上げた日本文理の粘りの野球を春の甲子園でも発揮していただきたい」と激励した。大井道夫監督は「一般の生徒諸君も野球部員とともに一緒に戦いましょう。そして校歌を甲子園球場で歌いましょう」と甲子園での応援を呼び掛けた。池田貴将主将は「選抜大会ではこの冬にやってきたことをいかし、最後まで諦めず頑張って来ます。勝つためには全校生徒の応援が必要なので、甲子園に足を運んでください。応援よろしくお願いします」と挨拶した。

激励の言葉を述べる篠田昭新潟市長

挨拶する大井道夫監督

挨拶する池田貴将主将と選手、マネージャー

壮行会後、取材に応じた池田貴将主将は「力をもらった。全校生徒のために全国制覇してきたい。鹿児島遠征では守備の乱れで点数を取られたが今は徐々に良くなっている。遠征での課題を今後の練習試合で克服して大会に臨みたい」と話した。飯塚悟史投手は「チームの調子は良い。自分自身は(練習試合で)失点したが自分の中で目的を持ってしっかりやれた。しっかり調整して選抜を迎えたい」と意気込みを話した。
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日本文理の選手たちは13日から徳島県阿南市での合宿に出発し、現地で練習試合などをおこなう。14日の抽選会には池田主将が出席する。徳島合宿の後は大阪入りし、練習試合で最終調整をおこなう。選抜大会は21日に開幕する。

(取材・撮影・文/岡田浩人)

【高校野球】日本文理 初戦の相手は愛知・豊川

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第86回選抜高校野球大会(21日開幕・甲子園)の組み合わせ抽選会が14日、大阪市でおこなわれた。日本文理(新潟・北信越代表)は1回戦で初出場の豊川(愛知・東海代表)と大会2日目(22日)の第3試合で対戦することが決まった。

初の全国制覇を誓う日本文理ナイン(撮影協力:エアリアル新潟)

日本文理は春の選抜大会は3年ぶり5度目の出場。甲子園での過去の最高成績は春は2006年のベスト8、夏は2009年の準優勝。

初戦の対戦相手となる豊川は愛知県の私立高校で、創部68年目で春夏通じて初の甲子園出場。右の本格派の田中空良(そら)投手と強力打線が特徴で、昨秋の愛知県大会では準決勝で中京大中京を10-0でくだし決勝に進出。東邦に1-3で敗れたが東海大会出場を果たした。東海大会では1回戦で常葉橘(6-4)、準々決勝で大垣日大(6-3)、準決勝で静岡(3-2)と強豪校を撃破。決勝で三重に3-4で敗れ準優勝だったが初の甲子園出場を決めた。OBに新潟アルビレックスBCのギャオス内藤監督やソフトバンクの左腕・森福允彦投手などがいる。

(文/岡田浩人)

【ルートインBCL】新潟が必勝祈願 15日からキャンプイン

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ルートインBCリーグの新潟アルビレックスBCは14日、新潟市中央区の神明宮で2014年シーズンの必勝祈願をおこなった。藤橋公一社長やギャオス内藤監督、今季からコーチに就任した高須洋介兼任野手総合コーチ、平野進也兼任バッテリーコーチ、選手を代表して稲葉大樹新主将が玉串を奉てんしてリーグ優勝と独立リーグ日本一奪還を誓った。

必勝祈願をおこなう新潟アルビレックスBCの首脳陣と選手

今季から新主将に就任した稲葉大樹内野手は「日本一を奪還するつもりで戦う。1人ひとりケガをしないで全員で秋を迎えられるよう祈った。新主将として若い選手にいい姿を見せるつもりでやりたい」と誓った。昨季まで楽天で活躍し今季入団した高須洋介選手兼野手総合コーチは「選手としては日本一に貢献すること、コーチとしては選手がNPBにドラフトされるよう、自分が経験した知識を与えたい。みんなの夢のお手伝い、架け橋になれれば」と話した。

日本一奪還を誓った稲葉大樹新主将と選手たち

ギャオス内藤監督は「いよいよ始まったという感じ。ここに来て気が引き締まった。戦力としてはエースと主砲がいなくなりピンチだが、選手にはチャンス。競争し合ってレギュラー、ローテーションを目指してほしい。日本一を目指し、サポーターのためにいい試合を見せたい」と意気込みを話した。また選抜甲子園で母校の豊川高校が日本文理と対戦することについて「選抜出場が決まった時から予想はしていた。歴史に残る試合をしてほしい」と両校にエールを送った。

チームは15日からハードオフ・エコスタジアムでキャンプに入る。新潟の開幕戦は4月12日(土)13:00からハードオフ・エコスタジアムで群馬と対戦する。

<新潟アルビレックスBCが必勝祈願・動画>

(取材・撮影・文/岡田浩人)

【ルートインBCL】日本一奪還目指し始動 新潟アルビレックスBC

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ルートインBCリーグの新潟アルビレックスBCは15日、新潟市のハードオフ・エコスタジアム全体練習を開始した。2年目となるギャオス内藤監督指揮のもと、選手たちが来月12日の開幕に向け本格的なチーム練習をスタートさせた。チームとしては昨季逃したリーグ優勝と日本一奪還、そして選手たちはNPB入りを目指す。

ギャオス内藤監督のノックを受ける投手陣

時折雪が降るなど、3月中旬としては厳しい寒さの中でのスタートとなったが、選手たちは大きな声を掛け合いながらグラウンドを駆け巡り、元気な様子を見せた。

昨季まで楽天でプレーし今季新たに就任した高須洋介選手兼任野手総合コーチが早速ノックバットを持ち、内外野の守備練習をおこなったほか、新入団の渡辺雄大投手(中越高-青山学院大)らが投内連係プレーを確認した。

田村勇磨(日本文理高出)、渡辺雄大、阿部拳斗(中越高出)の県出身3投手

またきょうは高須兼任コーチが三塁の守備につき。昨季まで三塁手の稲葉大樹主将が二塁に、二塁の足立尚也選手が一塁に入って守備練習をおこなった。雨や雪が降ったと思うとその直後には日が差した影響でグラウンドを霧が覆うという厳しい条件だったが、高須兼任コーチをはじめ選手たちは黙々とボールを追っていた。

雪の舞う中、ノックを受ける高須洋介選手兼任野手総合コーチ
霧の中の高須コーチ十数分後には日が差し、グラウンドが霧に覆われた

初日の練習を終えたギャオス内藤監督は「去年以上に選手が頑張ってくれている。野手については高須コーチがメニューを作ってくれている。選手は新しい考えを吸収してほしい。投手陣は1、2回をしっかり投げられる投手になってほしい」と感想を話した。高須兼任コーチは「サインプレーでミスがあったのでミスをなくそうと伝えた。(自身が三塁に入った)内野の守備位置はきょうはこの形でやってみた。今後自分が二塁に入るかもしれないし、全体練習でいろいろと試してみたい」と述べた。新潟アルビレックスBCは16日も午前9時からハードオフ・エコスタジアムで全体練習をおこなう。

(取材・撮影・文/岡田浩人)

【高校野球】日本文理が徳島遠征終え、大阪入り

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第86回選抜高校野球大会に出場する日本文理は16日、徳島県阿南市での合宿を終え大阪入りした。阿南市での練習試合の結果は以下の通り。

<15日の結果>
①日本文理9-1富岡西
⇒投手は飯塚→藤田。打線は14安打。
②日本文理10-5小松島西
⇒投手は小太刀→高橋。打線は13安打。

<16日の結果>
①日本文理30-0新野(7回で試合終了)
⇒投手は飯塚→藤田→高橋→小太刀。28安打。小太刀が7打数7安打。

日本文理は16日の午後、大阪入りした。17日は甲子園練習がおこなわれる。18、19日の両日で計4試合の練習試合を実施し、最終調整をおこなう予定。

(取材・文/岡田浩人)

【中学軟式】本丸中が全国大会に挑む 22日に初戦

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甲子園で春のセンバツが開幕する21日、静岡県では中学軟式の全国大会が開幕する。「第5回全日本少年春季軟式野球大会」で、新潟県勢として初めて新発田市立本丸中学校が出場する。22日の1回戦で秋田・北鹿クラブと対戦する。

全国大会に挑む本丸中学校(写真は去年10月のオンヨネカップ優勝時)

本丸中は去年10月におこなわれたオンヨネカップ(県新人戦)で初優勝。北信越予選の敗者復活代表決定戦で勝ち、県勢として初めて全日本少年春季軟式野球大会の出場を決めた。

大会組み合わせ

大会は全国32チームが出場する。本丸中の中心は強肩捕手の久志田裕太主将で、4番打者として長打力もある。皆川俊勝監督は「1月下旬からインフルエンザで練習できない期間があったが、選手たちは自主練習などで頑張ってくれた。ようやく練習試合もでき、調子は上向き」と話す。1回戦は22日(土)午後3時からで「日本文理の試合と同じ時間帯。こちらも全国大会で頑張りたい」と意欲を見せた。

(取材・撮影・文/岡田浩人)

【高校野球】日本文理 センバツ前の練習試合を終える

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第86回選抜高校野球大会に出場する日本文理は18、19日と大阪で地元高校と練習試合を計4試合おこない、最終調整をおこなった。

<18日の結果>
①日本文理5-2大阪産大付
②日本文理9-11大阪産大付

<19日の結果>
①日本文理11-10箕面学園
②日本文理10-8近大高専

日本文理は大阪での練習試合を3勝1敗で終えた。あす20日は開会式リハーサルがおこなわれる。選抜大会は21日に開幕、日本文理は大会2日目の22日に愛知・豊川と対戦する。

(文/岡田浩人)


【高校野球】両監督が抱負語る 大井監督「地区代表する投手を攻略したい」

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21日に開幕する第86回選抜高校野球大会の1回戦で、日本文理は大会2日目(22日)の第3試合で愛知・豊川と対戦する。日本文理・大井道夫監督(72)と豊川・今井陽一監督(48)が開会式リハーサルがおこなわれた20日に甲子園球場のスタンドで対談し、相手チームの印象や試合への抱負を語った。

握手で健闘を誓う日本文理・大井道夫監督(左)と豊川・今井陽一監督

Qチームの特徴と調子は?
大井「ウチは飯塚(悟史投手)がしっかり放って、打線が何とか5点を取ると。飯塚が3点以内に抑えてくれればウチの必勝パターン。調子は普通だと思う」

今井「特徴はバッテリーを中心にリズムよく守り、攻撃に繋げていく。同じく5点以内の勝負にしたい。5点取ってそれ以内に抑える接戦に持ち込みたい。調子は甲子園練習の後の練習試合は悪かったが、きのうの練習を見る限りはその影響もなく順調に仕上がっている」

Q相手校の印象と警戒すべき選手は?
大井「名門校が多い地区で勝ってきている。間違いなく力のあるチーム。特に投手(エースの田中空良投手)は地区を代表する投手と聞いている。何とか攻略したい。あとは選手の勝つんだという気持ちが相手よりも上回れるかが勝負」

今井「印象は打撃の素晴らしいチーム。警戒すべき選手は投打にわたって飯塚くん。それから先頭打者の星(兼太)くんは本当にいい選手だと思う。警戒しなければいけない」

Q理想の試合展開と意気込みは?
大井「投手が3点以内に抑えて、5点を取る。これに尽きる」

今井「特にバッテリー中心にして守りでリズムを作りたい。そんなに大量得点は望めないと思うので、守りでミスをしないよう、積極的にチャレンジして守る、打つ、走る、という試合をしたい」

Q両エースの調子は?
大井「(飯塚投手は)調子は上がっている。あとは普段の力をいかに本番で出るか、これがキーポイントになると思う」

今井「(田中投手は)特に抽選で日本文理さんに決まってからハートに火が点いたよう。強敵、強打者、ピンチであればあるほど燃える投手なので、組み合わせが決まってからチームメイトが『顔つきが変わった』と話している。そういう状態なので精神的にも肉体的にもいい状態で来ていると思う」

(取材・撮影・文/岡田浩人)

【高校野球】センバツ開幕 日本文理が甲子園に歩み刻む

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第86回選抜高校野球大会が21日開幕した。開会式で日本文理の選手が堂々の入場行進をおこない、甲子園の土を踏みしめた。日本文理は22日の第3試合で愛知・豊川と対戦する。

入場行進する日本文理の選手たち 後ろから6人目の星兼太選手が声を出した

開会式後に報道陣の取材に答える池田貴将主将

開会式後、池田貴将主将は取材に対し「見ている人たちに元気を与えられる行進ができたと思う。あすの初戦を大事にして一戦一戦戦い、最終的には全国制覇が目標。大阪入りしてからチーム状態もいい。去年夏の大会を経験しているので緊張はしなかった。試合も平常心で臨めると思う」と感想を話した。開会式前に沖縄尚学の赤嶺謙主将と会話したという。「(沖縄尚学に逆転負けした)神宮大会の決勝からここまで一日一日、濃い練習ができたと思う。相手(豊川)の田中投手は良い投手なので打ち崩さないと勝てない。打ち勝つ野球をやりたい」と初戦に向けての決意を示した。

(取材・文/岡田浩人)

【高校野球】日本文理 延長13回サヨナラで豊川に敗れる

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第86回選抜高校野球大会の1回戦が22日甲子園球場でおこなわれ、日本文理が豊川(愛知)に延長13回、3-4で敗れた。

◇1回戦◇
文理 000 000 010 200 0  |3
豊川 000 000 001 200 1× |4
⇒延長13回サヨナラ

<得点シーン>
・8回表、文理が星の中越え二塁打で1点先制
・9回裏、豊川が2死2塁から武市の右前Hで2塁走者が3塁まわりかける。ライトから本塁へきた返球を捕鎌倉が三塁へ悪送球。その間に1点。同点に。
・10回表、文理は1死1、3塁から黒台の内野ゴロの間に1点。小太刀の左前Hで1点。計2点勝ち越し。
・10回裏、豊川は山田の三塁打で1点、中村の右前Hで同点に追い付く。
・13回裏、豊川は2死2塁から左中間破るサヨナラ二塁打。

<バッテリー>
文理 ①飯塚-②鎌倉
豊川 ①田中-②氷見

◆日本文理・大井道夫監督の話◆
「勝てた試合。もったいなかった。走塁ミス、エラーが多かった。(8回に星の長打で先制した後)もう1点取るために代打を送れば良かった。自分の采配ミス。飯塚の出来は良く、秋に比べて制球が良くなっていた。豊川はウチに比べて守りがしっかりしていた。いいチームだった。中盤まで田中投手の低めのスライダーを捨てろと指示したが振ってしまった。夏までにミスをなくすことが課題」

◆日本文理・池田貴将主将の話◆
「チームの調子は悪くなかった。9回裏、鎌倉からの送球はタッチすることよりも、まず捕ることを考えれば良かった。そこが悔やまれる。この冬に走塁に力を入れてきたがミスがあった。ただ、試合ではこの冬にやってきたことは間違ってなかったと感じるところもあり、この負けをいかして夏に向けて頑張りたい」

◆日本文理・飯塚悟史投手の話◆
「悔しい。(9回2死まで無失点であと1人という気持ちがあった?)そういう気持ちは全くなかった。(0-0の均衡が続いて)試合途中から延長を投げ切る気持ちだった。せっかく取ってくれた点を同点にしてしまい申し訳ない気持ちだったが、気持ちの切り替えをして次の打者に集中した。最後はスライダーが真ん中に入ってしまった。夏までにもっとレベルアップしたい」

◆日本文理・鎌倉航選手の話◆
「(9回2死からの悪送球は)アウトにできるところをアウトにしてあげられず飯塚に申し訳なかった。早く点を取って飯塚を楽にしてあげたかった。飯塚の出来は良かった。秋に比べれば良くなっていた。そこを打線が援護できず申し訳ない気持ち。2点差を追いつかれた時に球場の雰囲気を持っていかれた感じがした。初戦で負けたのは自分たちの力不足」

◆日本文理・小太刀緒飛選手の話◆
「(延長13回の本塁タッチアウトは)三塁コーチャーの『ゴー』の声が聞こえたので勝負をかけた。自分自身、試合前から硬かった。(5回にバント処理で)エラーしてしまったが、飯塚に助けられた。自分が打って勝しかないと気持ちを切り替えていた。ヒットを打つことはできたが、試合に勝つことができず悔しい」

(取材・文/岡田浩人)

【中学軟式】本丸中が全国1勝 8強ならずも「立ち向かえた」

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静岡県でおこなわれている「第5回全日本少年春季軟式野球大会」で、新潟県勢として初めて出場した新発田市立本丸中学校が22日の1回戦で秋田・北鹿クラブを破り、県勢として大会初勝利を挙げた。23日の2回戦で敗れ8強進出はならなかったが、全国レベルのチームを相手に健闘し、収穫の多い大会となった。

<22日の1回戦>
本丸中0-0北鹿クラブ(秋田)
(特別延長8回 3-1)

<23日の2回戦>
本丸中0-3乃木ライオンズシニア(島根)

大会を終えて本丸中の皆川俊勝監督は「選手たちは力を合わせれば勝つことができることを学んだ。2回戦の乃木ライオンズ戦ではMAX137キロの全国屈指の好投手が相手だったが、チームワークで立ち向かって終盤まで食らいつくことができ、勝負を楽しめた。こういう経験が今後の大会で生きてくれば」と感想を話した。

(取材・文/岡田浩人)

【高校野球】県教委が人事異動発表 鈴木春樹氏が長岡大手へ

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新潟県教育委員会は24日、4月1日付の教職員の人事異動を発表した。

高校野球関係では、県高野連の専務理事で新潟北高の教頭・島田修氏が分水高の教頭に異動、専務理事が交代する。

主な監督では、2008年夏の甲子園に出場した県央工高の鈴木春樹氏が母校の長岡大手高に。2011年春に21世紀枠で甲子園出場を果たした佐渡高の深井浩司氏が高田商高に。十日町高監督時代の2001年夏に甲子園に出場した六日町高の若井聡氏が長岡高に。また五泉高監督の後藤桂太氏が新潟高に、それぞれ異動する。

(文/岡田浩人)

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