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【高校野球】日本文理が健大高崎に敗れ決勝進出ならず 長崎国体

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長崎県でおこなわれている長崎がんばらんば国体の公開競技・高校野球(硬式)準決勝で、日本文理は健大高崎(群馬)に3-7で敗れ、決勝進出はならなかった。日本文理は3位の成績で国体を終えた。

◎長崎国体・準決勝の結果◎
日本文理 000 200 100 =3
健大高崎 300 030 01× =7
(バッテリー)
日本文理:藤田、小太刀、高橋-鎌倉
(本塁打)
日本文理:川口(7回・ソロ)

(文/岡田浩人)


【高校野球】中越と日本文理が初戦突破 北越は惜敗 北信越大会

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来春の選抜甲子園出場校選考の参考となる第131回北信越高校野球大会が18日、石川県で開幕した。新潟代表3校のうち、中越(新潟1位)が7-5で啓新(福井3位)をくだし、日本文理(新潟2位)が5-1で長野日大(長野2位)をくだし、それぞれ19日の準々決勝進出を決めた。北越(新潟3位)は10-11で松商学園(長野1位)に惜敗した。


日本文理×長野日大 2回表、日本文理が満塁から八幡竜選手の二塁打で3点を追加

◎18日の1回戦の試合結果◎
①日本文理5-1長野日大(試合終了)
日本文理 040 100 000 =5
長野日大 001 000 000 =1
(バッテリー)
日本文理:八幡、山口、川合、藤塚-近藤
長野日大:川上-山岡

◎戦評◎
日本文理が2回、満塁から押し出し四球で先制し、9番八幡竜選手の適時二塁打で走者3人が還り、この回一挙4点を挙げた。4回にも山口尚輝選手の適時三塁打で1点を追加。投げては4人の投手リレーで逃げ切った。

日本文理の先発①八幡竜投手 2回を投げ打者一巡したところで降板した


日本文理の二番手⑪山口尚輝投手 1回1失点で降板


日本文理の三番手③川合哲平投手 4回を投げ無失点と安定した投球を見せた


日本文理の4番手で登板した⑯藤塚光二郎投手(左) 近藤友拓捕手(右)と勝利を喜ぶ

◇日本文理・大井道夫監督の話◇
「4点取った2回が全て。集中打ができるのは先輩譲りかな。(投手は)長いイニングは無理。本来なら3回くらいまで八幡、その後の3回を山口、あとの3回を川合と藤塚で、と考えていたが上手くいかないね(苦笑)。川合が想像以上に頑張ってくれた。ピンチでもなんとか守り切った。あしたも何とか勝って来週も試合できるよう、選手に頑張ってもらいたい」

◇日本文理・川合哲平投手の話◇
「気持ちで負けないよう、チームに流れを呼び込むために投げた。相手打線は直球に強いイメージがあったので、秋の県大会前に覚えたカットボールでよく引っ掛けることができた。監督からは三番手で行くぞと言われていたので準備していたが、これほど早く(登板機会が来る)とは思わなかった。あしたもピンチでいつでもマウンドに上がれるように準備したい」


②松商学園11-10北越
北越 140 002 102 =10
松商 710 210 00× =11
(バッテリー)
北越:大塩、伊藤、江村-月橋
松商:羽賀、徳田、恩田-松原

◎戦評◎
初回に大量失点をした北越が中盤以降追いすがったが、あと1点届かなかった。
北越は初回に先制したものの、その裏に松商打線に打者11人、ヒット6本を集中され7失点。2回に連続押し出しと3番・国松の左線二塁打で4点を返した。点差を拡げられた中盤以降も点数を返し、6回には5番・水落の適時打などで2点を返すなど徐々に点差を縮めた。9回には長打を絡めて1点差まで追い詰めたが、序盤の失点が大きかった。

北越の先発①大塩悠太郎投手 1回7失点と精彩を欠いた


2回表、北越は3番・国松脩人選手の適時二塁打などで4点を返し反撃


北越の二番手⑩伊藤洸輝投手


北越の三番手⑪江村伊吹投手


6回表、北越は5番・水落風雅選手の中前適時打で1点を返す

◆北越・小島清監督の話◆
「立ち上がりに点数をあげすぎた。大塩の立ち上がりは球が高く、ストライクとボールがはっきりしていて(相手打線を)止められなかった。攻撃面に関しては打ち勝つということをテーマにやってきたので、やってきたことは出せた。(7点は)絶対に返せると思っていて、7点以上は取れたが、中盤に守備面でいらない失点もあった。そこが響いた。このチームはまだ伸びしろがあるので、またひと冬かけて鍛えたい」

◆北越・大塩悠太郎投手の話◆
「初回の入りは県大会でも悪い時があり、キャッチャーとしっかり話してしっかりいこうと話していたが、ボールが少し高く、それを試合中に修正できなかった。県大会から(立ち上がりで)チームに迷惑をかけてしまった。この冬にしっかり追い込んで、技術以上に気持ちの面でもしっかり鍛えたい」

◆北越・国松脩人選手の話◆
「(2回の)あの打席では点差が離れていたので1点でも返そうという意識でいった結果。でもあと1点届かなかったというのは、自分たちの個人もチームとしても足りない部分があると思うので、そこをこの冬に鍛え直したい。このリベンジの気持ちを春夏につなげていきたい」


③中越7-5啓新
啓新 200 000 012 =5
中越 002 000 14× =7
(バッテリー)
啓新:北田-中井
中越:上村-波方

◎戦評◎
初回に2点を先制された中越だったが、3回に同点に追い付くと終盤に突き放した。中越は3回に5番・波方の適時打をきっかけに同点に追い付くと、7回には重盗で勝ち越し。同点に追い付かれた直後の8回には投手の上村が左越二塁打を放つなど集中打で一挙4点をあげ、試合を決めた。先発投手の上村は2回に頭部死球を受けるアクシデントがあったが、3回以降も落ち着いた投球で試合の流れを引き寄せた。

中越①上村将太投手 頭部死球を受けるアクシデント後も落ち着いた投球が光った


3回裏、中越の5番・波方凌選手の左前適時打で1点を返す その後同点に追い付いた


7回裏、中越は1、3塁から重盗を決め、1点を勝ち越す


同点に追い付かれた直後の8回裏、8番・上村将太選手の適時二塁打で再び勝ち越し


昨秋に続き北信越大会の準々決勝に進出した中越

◇中越・本田仁哉監督の話◇
「上村が作ってくれた勝ちゲーム。(頭部死球で)こちらは(続投を)止めたが、本人が志願して、その背中を見て皆が力を増して最後まで戦い抜いた。初戦の失点は考えられたが、試合前に『トータルで3失点までは慌てるな』と言っていた。(2失点で)あそこで止められたのはよかった。苦しんで(重盗で)1点取った後、同点にされて、今までだとそこでやられてしまっていたが、その後(8回裏に)取り返すことができたのはこのチームの力が上がった証拠だと思う。最後の4点はいい形で取ることができた。(星稜は)力のある、そして歴史のあるチーム。そこで勝って、またチーム力を上げていきたい」

◇中越・斎藤颯主将の話◇
「初戦が大事だと思っていたので競った試合を勝つことができよかった。(8回の適時打は)最後は泥くさく、しっかり次につなげることができた。去年秋は北信越で1回勝つことができたが準々決勝を勝ちきれなかったので、去年の分もしっかり返したい。ただ目指しているのは選抜と神宮大会なので、あすもしっかりと勝ちたい」

◇中越・上村将太投手の話◇
「(頭部死球は)右耳の裏。『明日もあるから』と言ってもらったが、1番の背番号を背負っている中で自分が投げる気持ちが強かった。(当たった時は)少しクラクラしたがあとは普通の状態だった。いつもの自分でいるように心がけた。その後もコースを投げることができてよかった。(勝ち越し二塁打は)直球に張っていた。自分が絶対に決めてやろうと思った。外の直球を逆らわず打つことができた。毎回レベルアップしたいと思っていて、あすも自分の投球をできれば」


◎19日の準々決勝◎
<金沢市民>

①日本文理(10:00)富山第一
②中越(12:30)星稜

<石川県立>
①敦賀気比(10:00)小松大谷
②金沢(12:30)松商学園

(取材・撮影・文/岡田浩人)

【高校野球】中越が星稜にコールド勝ち 日本文理は敗退 北信越大会準々決勝

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来春の選抜甲子園出場校選考の参考となる第131回北信越高校野球大会は19日、石川県で準々決勝がおこなわれ、中越(新潟1位)が9-2の8回コールドで星稜(石川2位)をくだし、準決勝に進出した。日本文理(新潟2位)は4-10で富山第一(富山3位)に敗れた。北信越地区の選抜出場枠は2。決勝進出をかけた準決勝は25日におこなわれ、中越は松商学園(長野1位)と対戦する。

中越×星稜 7回裏、中越が8番上村将太選手の適時三塁打で追加点

◎19日の準々決勝の試合結果◎
<金沢市民>
①日本文理4-10富山第一
富山第一 200 025 010 =10
日本文理 100 200 010 =4
(バッテリー)
富山第一:①梶尾、⑩川村-高島
日本文理:⑯藤塚、①八幡、③川合、⑪山口-近藤

◎戦評◎
日本文理は4投手を送り込んだが富山第一の打線を止められなかった。打線もチャンスであと1本が出なかった。
日本文理は先発の藤塚が初回に1死満塁のピンチを招くと、遊ゴロ失策などで2点を先制された。1回裏に3番荒木の三塁打で1点を返した。4回裏には八幡の犠飛で同点に追い付いた後、7番近藤の右前適時打で逆転した。
しかし、2番手で登板した八幡が5回表に走者2人を置いて富山第一の5番狭間に逆転の2点適時三塁打を浴びた。6回に再びピンチを招くと、マウンドに上がった川合が暴投後に3連打を浴びてこの回大量5失点を許した。
文理打線は8回裏に2死満塁のチャンスを掴んだが、1番星が初球をサードゴロに仕留められ得点を重ねることができなかった。

日本文理の先発⑯藤塚光二郎投手


1回裏、日本文理が3番・荒木陵太選手の適時三塁打で1点を返す


2番手で登板した八幡竜投手


4回裏、日本文理は7番・近藤友拓選手の適時打で逆転


試合終了後の日本文理ナイン 4季連続の甲子園出場は絶望的となった

◆日本文理・大井道夫監督の話◆
「初回に併殺を取れるところを(ショートが)エラーしたのが大きかった。でもしょうがない。エラーしたくてしている訳ではない。何でもないゴロだったが、精神面が出たのか・・・。自分たちのチームの力を選手たちもわかったと思う。(投手4人の継投だったが)4人ともきょうは厳しかった。打つ、投げる、守る、全ての面で夏に向けてもう1度チームを作り直さないと今の状態では来年夏も勝てない。あと1ランク、2ランクではダメ。3ランクくらい上げないと夏は勝てない」

◆日本文理・太田貴己主将の話◆
「新チームの始動が遅かった中、よく言えば北信越に来ることができたが、一方でここで終わってしまったという思い。この冬でどれだけチームを変えられるか。野球以外の面が試合に出てしまった。野球以外の面でも自分が率先して行動する姿を見せていかなければいけないと改めて思った」

◆日本文理・星兼太選手の話◆
「チームの軸とならなければならない自分がチャンスに打てず、大きな課題が残った。(8回の2死満塁で初球を三ゴロで)何とか次につなごうと思って、自分らしい積極性を発揮しようと初球から振っていった。そこで冷静さがあれば1本出せたかもしれない。(秋が終わってみて)先輩の甲子園ベスト4という結果のあと、自分たちが中心になったが上に勝ち進めなくて残念。(4季連続甲子園出場が絶望的になったが)夏に甲子園に出れるかどうか、自分たちの冬の過ごし方で変わってくる。夏を見据えて、精神面も含めレベルアップが必要」


②中越9-2星稜(8回コールド)
星稜 001 100 00  =2
中越 001 401 12× =9
(バッテリー)
星稜:①谷川、⑪前井、⑯塚田、①谷川-坂本
中越:①上村-波方

◎戦評◎
中越が中盤の集中打で逆転。終盤も小刻みに加点し、強豪・星稜にコールド勝ちした。
星稜に先制された中越は3回裏、1番入澤の中越え三塁打でチャンスを作ると2番井口の三ゴロ失策で同点に追い付いた。勝ち越しを許した直後の4回裏、7番小林弘の適時打で同点に追い付くと、8番上村の遊ゴロ内野安打で逆転。さらに9番永井、1番入澤の連続バントヒットの後、相手の失策もあり、この回一挙4得点と流れを引き寄せた。
投げてはエース左腕上村が5回以降、走者を許しながらも星稜打線を無得点に抑えた。6回以降も着実に加点した中越がコールド勝ち。過去、秋の北信越大会で3度敗れていた星稜に初めて勝利した。

中越のエース①上村将太投手 粘りの投球で星稜打線を2点に抑えた


4回裏、同点打を放った小林弘樹選手


大量得点に沸く中越スタンド


コールド勝ちで星稜をくだした中越ナイン

◇中越・本田仁哉監督の話◇
「きのうの初戦でいい投手、いい相手に勝ち切れたことでチーム力を上げることができ、きょうも先制されたが、選手が昨日以上に落ち着いていた。4回が勝ちにつながる一番のイニングだった。相手のエラーもあったが、上村の打球も井口の打球もしっかり狙いを持って自分たちの力を出せていた。(小林弘の同点適時打が)1本のヒット以上に活気づく1本だった。その勢いに乗っていけた。基本に忠実に打撃をしようと言ってきた中で、こういう相手にこういう舞台でできたのはまた自信が持てる。上村はきのうああいうアクシデント(死球)があった中で普段通りの投球ができ頼もしく思えた。全国の高校野球をリードしてきた相手にこういう形で試合ができたのは嬉しいし力になる。(準決勝の相手・松商学園は)力のある学校。ただ当初から県大会1位、北信越でも優勝し、神宮大会、選抜へというエネルギーで来ている。相手を意識せずあと2つ取るために準備したい」

◇中越・上村将太投手の話◇
「しっかり低めに投げることができた。(きのうの死球は)大丈夫。(先制されたが)味方が点数を取ってくれると信じていた。父(真人さん)が(小出高校時代に)北信越大会で星稜に負けていると聞いていたので、リベンジしてくれと昨日言われた(※真人さんは投手としてマウンドに上がり松井秀喜さんに本塁打を打たれた)。選抜、神宮大会という目標も近付いているので絶対に勝つという気持ちだった。(追加点となる三塁打は)打撃でも点が取れればという思い。この5日間で準備をしっかりして自分の投球ができるようにしたい」


◎「星稜に雪辱を」・・・父の思い 息子が叶える◎
4回裏に同点に追い付くタイムリーを放った中越の7番打者・小林弘樹。「前の打席で2ストライクから変化球を三振してしまった。3ボール2ストライクに追い込まれて変化球が来ると思った」と読みが的中。センター前へ弾き返した。その後も2安打の活躍を見せ勝利に貢献した。

実は小林の父・和徳さん(48)は長岡商2年の秋にサードとして1982年秋の北信越大会に出場。準決勝まで勝ち進み、あと1つで甲子園という試合で星稜に0-6で敗れ、選抜甲子園出場の夢を断たれた。その相手に息子が“雪辱”を果たした。「星稜だけには勝って欲しいと思っていた」と笑う和徳さん。自分の現役時代と同じサードを守る息子に「中越は競争も激しいので頑張ってほしい」とエールを送る。

「父が星稜に負けたという話は以前聞いていた。父も負けている星稜に勝たなければ選抜もないと思い、絶対に勝ちたかった」と話す小林。「中越は伝統があるが、選抜には出ていない。自分たちが選抜に出て、新しい伝統を作りたい」と25日の準決勝に向けて意気込んだ。


◎その他の準々決勝の結果◎
敦賀気比10-0小松大谷(6回コールド)
松商学園6-5金沢


◎25日の準決勝の試合予定◎
<石川県立野球場>
①敦賀気比(10:00)富山第一
②松商学園(12:30)中越

(取材・写真・文/岡田浩人)

【ドラフト】飯塚悟史投手 DeNAが7位指名

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プロ野球ドラフト会議が23日、東京都内のホテルでおこなわれ、日本文理高校のエースとして今夏の甲子園ベスト4の原動力となった飯塚悟史投手(18)が、横浜DeNAベイスターズから7位指名を受けた。日本文理高校で記者会見した飯塚投手は「やっとプロのスタートラインに立てる。いろんな人から応援される、目標とされる選手になりたい」と喜びの気持ちを語った。

指名後の記者会見で表情を緩ませる飯塚悟史投手 右は大井道夫監督

飯塚悟史投手は上越市出身。右投げ左打ち。186センチ、83キロの堂々とした体格から最速145キロの直球とキレのあるスライダーやフォークボールを操る。高校1年の秋からエースナンバーを付け、2年夏に甲子園に出場し初登板。2年秋に北信越大会で優勝。神宮大会では決勝で1試合2本塁打と打撃でも注目を集め準優勝。今春の選抜甲子園は1回戦で豊川に敗れるも安定した投球を見せ、投手として評価を上げた。今夏の甲子園では全5試合で完投しベスト4に進出。U18日本代表に選ばれた。

新潟県出身のプロ野球選手が誕生するのは去年、楽天から指名を受けた相沢晋投手(巻高校出身・日本製紙石巻)に続き2年連続となる。高校生でドラフト指名されるのは巨人に指名された高橋洸選手以来3年ぶり。日本文理高校出身者でプロ野球ドラフト会議で指名されるのは吉田篤史投手(ヤマハ-元千葉ロッテ等)、本間忠投手(元ヤクルト)、横山龍之介投手(元阪神)、高橋洸選手(巨人)に続き5人目。

◎飯塚悟史投手の記者会見の一問一答◎
Q今の気持ちを
飯塚「自分を選んでもらって、やっとプロのスタートラインに立てるんだと思うと嬉しい」
Qどんな気持ちで待っていた?
飯塚「すごくドキドキした気持ちで、まだかまだかと待っていた。自分を選んでもらえて嬉しい」
Q不安もあった?
飯塚「もしかしたらというのは考えていたが、自分を必要としてもらえて嬉しかった」
Q名前が出てどんなことを考えた?
飯塚「チームがどこであろうと、プロの世界を目指してやってきたのでほっとした」
QDeNAはどんな印象?
飯塚「監督さんをはじめ、すごくいいチームだと思うので、そのチームに自分が必要とされるように頑張っていきたい」
Q戦った選手の名前が出てきたが
「一緒に戦った仲間たちが指名を受けていたので、自分もまだかなという気持ちになった。またプロの舞台で競い合えるかと思うと楽しみ」
Qこの喜びを誰に伝えたい
「お父さん、お母さんにしっかり自分の口から伝えたい」

会見場で息子の姿を見守る父親の飯塚満喜さん(右)、涙ぐむ母親の香さん

Q大井監督に、どんな気持ち?
大井監督「ほっとした。本人と進路について話し合った時から、プロ一本で行きたいと。『おまえの意向に沿って、大学や社会人から誘いがあったが断るぞ』ということで、プロに行きたい思いが通じたということで監督としても嬉しい」
Q7位という順位については?
大井「球団も思惑もある。入れば横一線で1位も7位もない。あとは本人の努力。私はこの子はやれると思っている」

Q飯塚投手に、どんな選手になりたい?
飯塚「いろんな人から応援されて、目標とされる選手になりたい。投手一本でやりたいと思う」
Q大井監督に、アドバイスは?
大井「体力的にまだ体が細い。時間をかけて、私は3年目くらいに出て来てくれればいいと思っている。あと5~6キロ体重も増やしてほしい。必ずやれると思っている」
Q飯塚投手に、意気込みを
飯塚「プロのスタートラインに立ったので、これからも努力して第一線で投げられるように頑張りたい」
Q新潟県の皆さんが応援している。決意を
飯塚「新潟県出身として、いろんな人に夢や希望を与えられるようプロの世界で活躍する姿を見せられれば」
Qどんな投手になりたい?
飯塚「自分が目標とされる選手になりたい」


チームメイトに肩車される


チームメイトと記念撮影

(取材・撮影・文/岡田浩人)

【高校野球】中越が惜敗 決勝進出ならず 北信越大会・準決勝

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第131回北信越高校野球大会は25日、石川県立野球場で準決勝2試合がおこなわれ、中越(新潟1位)が3-4で長松商学園(長野1位)に敗れ、決勝進出はならなかった。北信越地区の選抜出場枠は例年2校で、初の選抜甲子園出場を目指した中越は北信越地区枠での自力での出場は厳しくなった。11月におこなわれる神宮大会で北信越代表校が優勝した場合に与えられる「神宮枠」での出場の可能性は残されている。


決勝進出はならなかった中越ナイン

◎25日の準決勝の試合結果◎
①敦賀気比7-0富山第一(7回コールド)

②中越3-4松商学園
中越 000 101 010 =3
松商 200 010 10× =4
→中越は決勝進出ならず
(バッテリー)
中越:①上村、⑩高井-波方
松商:①恩田、⑪羽賀-松原
(本塁打)
中越:小林史(4回・ソロ)、斎藤(8回・ソロ)


中越の先発①上村将太投手


4回表、中越の3番・小林史弥選手が左越えソロ本塁打を放つ


中越の2番手として7回途中からマウンドに上がった⑩高井涼投手


8回表、中越の4番・斎藤颯主将が左越えソロ本塁打を放つ


3位表彰を受ける中越・斎藤颯主将

(取材・撮影・文/岡田浩人)

元阪神投手の横山龍之介さんが結婚

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日本文理高校出身の元阪神タイガースの投手で、現在は胎内市役所生涯学習課職員の横山龍之介さん(26・新潟市秋葉区出身)が25日、新潟市内で挙式・結婚した。お相手は胎内市の歯科助手・水澤知絵さん。5月5日に入籍を済ませていて、25日は新潟市内の結婚式場で日本文理の大井道夫監督や高校時代のチームメイト、現在所属する胎内市役所野球部の同僚などが出席し、結婚式がおこなわれた。


新郎の横山龍之介さんと新婦の知絵さん

2人のなれそめは横山さんが阪神タイガースを退団・現役を引退し、胎内市役所の臨時職員として働き始めた昨春にさかのぼる。市役所野球部に入部することになった横山さんの歓迎会が催され、先輩投手の奥さんの双子の妹である知絵さんがその場に居合わせたことがきっかけ。野球の知識がなかった知絵さんは横山さんが元プロ野球選手とは知らなかったという。何度か会ううちに知絵さんは横山さんの誠実な人柄に魅かれたという。新潟市秋葉区出身の横山さんは知絵さんに初めて住む胎内市を案内されるうちに明るい人柄に魅かれ、交際がスタートしたという。
公式戦で登板する横山さん(ことし5月)

プロ野球選手を引退後、胎内市役所の野球部に所属する横山さんは今季から公式戦での登板が解禁となり、大会にも出場している。「軟式ボールにはまだ慣れない」と言うが、プロの世界で磨いた投球術を披露している。姉さん女房の知絵さんは精神的な面でも横山さんを支えている。2人は「明るい家庭を築きたい」と笑顔で話していた。

(取材・撮影・文/岡田浩人)

【社会人&大学野球】バイタルネットと新潟医療福祉大が初のオープン戦

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社会人野球のバイタルネットと関甲新学生野球連盟の新潟医療福祉大が26日、新潟市北区の新潟医療福祉大野球場でオープン戦(練習試合)をおこなった。昨春活動を始めた新潟医療福祉大硬式野球部と県内の社会人チームの強豪・バイタルネットがオープン戦をおこなうのは初めて。試合はバイタルネットが7-0で勝利した。バイタルネットの三富一彦監督と新潟医療福祉大の佐藤和也監督は今後も定期的にオープン戦をおこなうことで合意。今季の都市対抗と日本選手権に出場するバイタルネットが“胸を貸す”形だが、神宮球場での全国大会出場を目指す新潟医療福祉大にとっては貴重な“強豪”との対戦経験となり、県内の硬式野球のレベルアップと盛り上げに新たな一歩を踏み出した形だ。

バイタルネットの三富一彦監督(左)と新潟医療福祉大の佐藤和也監督

◎26日のオープン戦結果◎
新潟医福 000 000 000 =0
バイタル 101 003 11× =7
(バッテリー)
新潟医福:笠原、菅野、高良-堀口、福島
バイタル:曽根、亀谷、甲斐、藤岡、宮沢、江村-加賀

新潟医療福祉大の笠原祥太郎投手(新津高出身) この日最速145キロの直球を披露


バイタルネットの2番手・亀谷拓朗投手(杏林大出身) 成長が期待される大型新人投手

<試合動画 約2時間20分>

◇バイタルネット・三富一彦監督の話◇
「新潟県出身の選手もたくさんいて、いい選手がいるのも見ることができた。今後、新人の採用などを考えていく上でいいと思う。定期戦で春夏秋もやりましょうとお願いした。胸を貸すというよりも、我々にとっても県外に出ていかなくても新潟で試合ができるメリットがある。この試合をきっかけに今後連携をを深めていければいいと思う」

◆新潟医療福祉大・佐藤和也監督の話◆
「地元に都市対抗、日本選手権に出ているチームがあり、胸を借りながら、助けてもらいながらと思っていたので、こんなに嬉しいことはない。記念すべき試合。原点がきょうの0-7だから、ここからレベルを上げていこうと選手に話した。笠原があれだけのスピード(最速145キロ)を出し、社会人を相手にこれだけ直球が通用する投手もいない。楽しみ。野手がもう1ランク上がてくれば。社会人の距離感、スピード、勉強になる。春夏秋と3回くらいやりたいと言ってもらっていて大きい」

(取材・撮影・文/岡田浩人)

【ルートインBCL】新潟の高須洋介兼任コーチが退団 来季DeNA打撃コーチへ

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ルートインBCリーグの新潟アルビレックスBCは31日、高須洋介選手兼任野手総合コーチ(38)が退団し、来季横浜DeNAベイスターズの2軍打撃コーチに就任すると発表した。高須コーチは近鉄、楽天で内野手として活躍。今季から新潟に入団し、選手兼任コーチとして若手の指導にあたった。今季の成績は28試合に出場し、打率.265、本塁打1、打点4だった。

新潟を退団、DeNAの打撃コーチ就任が決まった高須洋介コーチ

高須コーチは球団を通して「1年間本当にお世話になりました。ルートインBCリーグ、新潟アルビレックスBCで学んだことを活かしてこれからも頑張っていきたいと思います。今後も応援よろしくお願い致します」とコメントを発表した。

<9月撮影:高須洋介コーチの捕球講座>

(取材・撮影・文/岡田浩人)


【女子野球】新潟BBガールズ選抜が準優勝 IBA学童女子選抜大会

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女子小学生の軟式野球の東日本選抜大会・第19回IBA学童女子選抜大会が1、2日と埼玉県でおこなわれ、新潟BBガールズ選抜が2年ぶりに決勝に進出。決勝でオール船橋プラス(千葉)に0-1で惜敗したが、2年ぶりの準優勝に輝いた。

準優勝に輝いた新潟BBガールズ選抜の選手たち

新潟BBガールズ選抜は県内の学童野球チームに所属する女子選手で構成される。過去この大会で2009年から2011年まで3連覇を果たしたことがある。3年ぶりの優勝を目指し、8月の選考会を経て、メンバーが決定。3度の全体練習をおこない、チームワークを育んできた。3年ぶりの優勝はならなかったが、頓所理加代表は「チームとして1つにまとまれたこと、1人1人が成長できたことが嬉しかった」と話した。

◎試合結果◎
<1回戦>

新潟BBガールズ7-0山武ホワイトスターズ

<準決勝>
新潟BBガールズ14-0三郷COMACHI(埼玉)

<決勝>
新潟BBガールズ0-1オール船橋プラス(千葉)

(文/岡田浩人 写真提供/BBガールズ普及委員会)

【大学野球】明治大が2季ぶり優勝 高橋隼之介主将「神宮で日本一目指す」

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東京六大学野球の秋季リーグ戦は3日、明治大学が2季ぶり37度目の優勝を飾った。この日、早稲田大が慶応大に敗れ、勝ち点4の明治大が勝率で上回ることが確定したため。

今シーズン明治大の主将を務めている新潟県柏崎市出身の4年生・高橋隼之介主将(日本文理高出身)は取材に対し、「苦しいシーズンだったが優勝できてほっとした。小中高校と主将を務めてきたが、自分たちの代で優勝することができずにいたので大学で優勝することができ本当に嬉しい」と喜びを表した。

新潟県人として戦後初の東京六大学の主将としてチームを牽引した高橋隼之介主将

高橋主将は大手広告代理店への就職が内定していて、大学で野球を引退することを決めている。東京六大学リーグ戦で優勝したことで、14日から開幕する明治神宮大会への出場が決まった。「リーグ戦で優勝はしたが、日本一になることを目標にしてきた。日本文理では甲子園準優勝だったので、ぜひ最後の大会で優勝し、日本一に輝きたい」と神宮大会への意欲を見せた。神宮大会は全国のリーグ戦、地区大会を勝ち抜いた11校が日本一をかけて戦う。明治大は15日に四国・中国3連盟代表の徳山大と対戦する。

(取材・撮影・文/岡田浩人)

【社会人野球】バイタルネットが日本通運に敗れる 日本選手権

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社会人野球の第40回日本選手権は4日、京セラドーム大阪でバイタルネット(北信越代表・新潟)が初戦となる2回戦で日本通運(関東代表・埼玉)と対戦、1-10で敗れた。バイタルネットは先制したものの、投手陣が日本通運打線につかまり序盤から失点を重ねた。日本選手権で3年連続の初戦突破を目指したが、力を出し切れなかった。

◎2回戦の試合結果◎
バイタルネット1-10日本通運

バイタル 100 000 000 =1
日本通運 120 430 00× =10
(バッテリー)
バイタル:江村、河田、曽根、中島、津花、亀谷-加賀、関口
日本通運:井口、渡辺、イシャーラ-酒井

・1回表、バイタルが2死2塁から4番丸山の左飛失策で1点を先制
・1回裏、日通が3番友永の三塁打と次打者への暴投で1点を入れ同点に
・2回裏、日通が1死1、3塁。バイタルは投手交代・河田。1番浦部、3番友永の適時打で2点勝ち越し
・4回裏、日通が1死満塁から3番友永の走者一掃三塁打で3点追加。バイタルは投手交代・曽根。さらに中犠飛で1点追加
・5回裏、日通が1死満塁から2番小甲の2点適時打と犠飛で計3点追加
・9回表、バイタルネットは1死から島野がライトフェンス直撃二塁打でチャンス作るも無得点

(文/岡田浩人)

【NPB・高校野球】飯塚悟史投手にDeNAが指名挨拶 背番号は「30」に

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プロ野球ドラフト会議で横浜DeNAベイスターズから7位指名を受けた日本文理高校3年の飯塚悟史投手(18)が5日、新潟市西区の同校でDeNAから指名挨拶を受け、仮契約を結んだ。契約金2000万円、年俸500万円(金額はいずれも推定)で、背番号は「30」に決まった。

会見でDeNAの帽子を被った飯塚悟史投手(左)と吉田孝司編成・スカウト部長

指名の挨拶は午後4時半から同校の校長室でおこなわれた。DeNA側からは吉田孝司編成・スカウト部長兼GM補佐と担当した河原隆一スカウトが出席した。

吉田部長は「担当スカウトから聞いていて夏の新潟大会も見て評価はしていた。ただ現場からの要望は『即戦力』ということで、高校生の投手は目をつぶろうと言っていた。ところがドラフトが進んでもまだ飯塚くんが残っていた。本当は(指名は)6人で終わろうとしていたが、会場で高田(繁)GMに『残っていたら行こう』と言って、池田(純)球団社長に『もう1人増やしていいですか?』と話して『いいよ』と言われ指名させていただいた。縁を感じた」と指名に至ったいきさつを説明した。河原スカウトも「ベイスターズは新潟でも試合をおこなっていて、指名できて(池田)社長も喜んでいた」と話した。

指名挨拶をおこなう吉田孝司部長(左端)と説明を聞く飯塚悟史投手(右端)


左から日本文理の大井道夫監督、DeNAの吉田部長、河原スカウト


右から飯塚悟史投手、母親の香さん、父親の満喜さん

挨拶後の記者会見で飯塚投手は「必要としてもらえて嬉しい。ベイスターズの一員としてチームに貢献できるよう頑張ろうと思った。プロとしてしっかり活躍できるよう頑張りたい」と笑顔を見せた。

吉田部長は「去年秋の神宮大会(決勝)で本塁打を2本放ち、打撃がいいと思っていたが、甲子園の投球を見て投げる方もすばらしい球を投げると思い、新潟大会も高田GMと見て評価していた。これだけのいい体をしている。中畑監督にも『しっかり練習して来てほしい』と言われた。1月上旬から始まる新人合同自主トレに合わせてしっかり練習をしてきてほしい」と激励した。担当した河原スカウトは「変化球を投げる際の指先の感覚がいい。将来、中心選手になれる」と期待を寄せた。

今後は12日に健康診断がおこなわれ、21日にDeNA本社で入団発表記者会見がおこなわれる。22日に横浜スタジアムでおこなわれる「ファンフェスティバル」でユニフォーム姿が披露される。

(取材・撮影・文/岡田浩人)

【ルートインBCL】前川投手ら県関係5人が1次通過 合同トライアウト

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プロ野球独立リーグのルートインBCリーグは15日、群馬県伊勢崎市の上武大学野球場で合同トライアウトを開催した。133人が1次テストに臨み、そのうち新潟県関係選手は7人がテストに挑んだ。1次テストは50メートル走、遠投、シートノック、ブルペン投球、フリー打撃の5種目がおこなわれ、71人が1次テストを通過。1次免除の8人と合わせて79人が16日の2次テストに臨む。

新潟県出身の投手では、新潟産大附高3年で今春県大会のベスト4進出の立役者となった前川哲(さとし)投手(18)がブルペン投球で受験者最速タイの141キロを記録するなど、切れのあるボールを投げ込んでアピールした。同じ組で投げた見附市出身の高井俊(すぐる)投手(19・東北高出身)も141キロを記録し、2人そろって1次テストを通過した。

前川哲投手(新潟産大附高3年) 参加54人の投手中最速タイの141キロを記録


高井俊投手(見附・今町中-東北高出身) 前川投手とともに141キロの直球を記録

テストを終えた前川投手は「多少制球がバラついていたが、持ち味である直球を思い切り投げることができた。あすは打者が立つ実戦形式なので、コースを大事に変化球を決めたい」と話した。高井投手は「高校で甲子園に行けず、野球を諦めたが、もう一度野球がしたくなり挑戦しようと思った。専門学校に通いながら軟式のクラブチームでプレーしてきた。持ち味はスピードなのでしっかり出せてよかった」と感想を話した。

新潟県関係の野手では、捕手として新潟県央工高出身の本間貴大選手(20)、野田サンダーズに所属する内野手の本間匠選手(21)、北越高出身の日和山薫選手(25)の3人が1次テストを通過した。

本間貴大選手(新潟県央工高出身)


本間匠選手(日本文理高-野田サンダーズ所属)


日和山薫選手(北越高出身-青山学院大卒)

このほか1次テストには、巨人などで活躍した桑田真澄さんの長男で桜美林大4年の桑田真樹選手(22)が外野手で受験し、2次テストに進出した。

外野手テストに挑む桑田真樹選手(桜美林大4年)

16日の2次テストは実戦形式でおこなわれる。2次テストに進出した79人は、28日におこなわれるBCリーグドラフト会議の対象者となる。ドラフト会議で指名された選手が最終的な合格者となる。トライアウトは既にアメリカサンディエゴなどでおこなわれたほか、23日には関西地区でもおこなわれる。

BCリーグドラフト会議は28日(金)午後3時から長岡市の「旬食・ゆ処・宿 喜芳」で有料で一般公開されるほか、インターネットUSTREAMで生配信される予定。

<以下はBCLのドラフト会議観覧者募集のお知らせ>
http://www.bc-l.jp/modules/bclnews/index.php?page=article&storyid=3016

(取材・撮影・文/岡田浩人)

【お知らせ】11/29に秋葉区で楽天・橋上HCが講演 巨人・大田、橋本選手のトークショーも

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新津青年会議所では11月29日(土)18時から新潟市秋葉区文化会館で「川上杯ふれあい少年野球大会」の第40回記念事業として、プロ野球のヘッドコーチと選手を招き、講演会とトークショーをおこなう。

第1部では記念講演として、2011年に新潟アルビレックスBCの監督を務め、今季まで3年間巨人でコーチを務めた橋上秀樹氏を招き、「プロ野球界における人材育成」と題した講演会を開催する。橋上氏は来季、楽天のヘッドコーチを務めることが決まっている。

第2部で巨人の大田泰示選手と橋本到選手を招き、トークショーとアトラクションがおこなわれる。

入場は無料だが、先着順に整理券が配布される。整理券は11月21日から秋葉区文化会館で配布される。問い合わせは新津青年会議所事務局(電話0250-22-0121)まで。

【高校野球】21世紀枠の新潟県候補校が巻に決定

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新潟県高野連は20日、来春の第87回選抜高校野球大会の21世紀枠の新潟県候補校に巻高校の推薦を決めた。巻は今秋の県大会でベスト4に進出。準決勝では日本文理に2-3で敗れたが、終盤まで苦しめた。2年生の長谷川智也、1年生の小林俊介、小鷹樹らの投手陣を中心に、堅い守りと堅実な打撃で上位進出を果たした。

今秋の県大会でベスト4に進出した巻

新潟県高野連は推薦理由として、①困難条件の克服・・・グラウンドが他の運動部との共用でありながら、日々の練習で工夫し、近年の上位進出に結びつけていること②一昨年夏ベスト8、昨夏ベスト4、今秋ベスト4と最近の大会で上位進出を果たしていること③学業と部活動の両立、を挙げている。

今後は11月26日に同校で表彰がおこなわれる。12月12日に北信越地区の候補校1校が発表され、1月23日の選考委員会で21世紀枠での出場校が決定する。

(取材・撮影・文/岡田浩人)


【大学野球】高橋隼之介主将の明治大は準優勝 明治神宮大会

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明治神宮大会は19日、神宮球場で大学の部の決勝戦がおこなわれ、駒澤大が3-0で明治大をくだし、13年ぶり5度目の優勝を飾った。柏崎市出身の高橋隼之介主将(日本文理高出身)の明治大は惜しくも準優勝に終わった。

プレーヤとして最後の試合を迎えた高橋隼之介主将(日本文理高出身)

高橋主将は2009年夏の甲子園で準優勝した際の遊撃手で、決勝では中京大中京高の堂林翔太投手(現広島)から本塁打を放つなど活躍。明治大に進学後、捕手として活躍した。今シーズンは新潟県出身選手としては明治大で初めて主将を務めた。

大学卒業後、大手広告代理店に就職が内定していて、この試合がプレーヤーとして最後の試合となった。試合には出場しなかったが、主将としてベンチから声を出し、3年ぶりの優勝を目指したチームをけん引した。

試合前の挨拶 明治大の先頭が高橋隼之介主将


4回表、攻撃に入る時に円陣を組み指示を出す


駒澤大が3-0で明治大をくだし、13年ぶりの優勝を飾る


歓喜に沸く駒澤大の選手たちを無念そうに見つめる高橋主将(背番号10)



試合終了後、スタンドに挨拶する高橋主将


準優勝表彰を受ける高橋主将


日本一はならなかったが準優勝に輝いた明治大

(取材・撮影・文/岡田浩人)

【NPB】飯塚投手「一日も早く一軍マウンドへ」 DeNAが新入団選手発表会 

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プロ野球のDeNAベイスターズは21日、横浜市で新入団選手発表会を開いた。ドラフト会議で7位指名を受けた日本文理・飯塚悟史投手(18)は背番号30の真新しいユニフォーム姿で登場し、「一日も早く一軍のマウンドに上がれるよう頑張りたい」と力強く決意を述べた。

背番号30のユニフォームを着た飯塚悟史投手


DeNA球団本社でおこなわれた新入団選手発表会 右端が飯塚悟史投手

飯塚投手はやや緊張した様子で発表会場に現れた。決意を記す色紙には「気」の文字を書いた。「野球をやっている時や日常生活から気持ちの入ったしっかりとした人間性、しっかりとした野球人となって頑張りたい。一日も早く一軍のマウンドに上がれるよう頑張りたい」と中畑清監督の前で誓った。

中畑監督「今の姿はまだプロで通用するかというとまだ弱い。体を作るというのが最初の仕事。強い気持ちを持ち続けて頑張ってほしい。まだ未完の大器。投手としては先発、完投、完封が当たり前にできる能力を持った選手。期待している」と激励した。

中畑清監督(右)と池田純社長(左)の前で「気」と書いた色紙を持ち決意を述べる飯塚投手

初めてDeNAのユニフォームを着た感想を問われると、「これからプロの選手になるんだと身が引き締まった。将来はたくさんの人から目標とされる選手になれるよう頑張りたい」と話し、
「対戦したい選手は巨人の阿部慎之介選手。バットを折って内野ゴロに仕留めたい」と意気込みを表した。

中畑監督と記念撮影をおこなう新入団選手 後列右端が飯塚投手

発表会終了後、改めて取材に対し飯塚投手は「緊張で手が震えた。(30番は)想像していなかった番号なので、責任感がわく。番号に匹敵する活躍をしたい。中畑監督は不思議なパワーを持った監督。1年でも早く、新潟で凱旋登板ができるように頑張りたい」と話した。また「ハマの○○」と何と呼ばれたいかとの質問に、「ハマの太陽、ということで、ベイスターズという星を輝かせられる存在になれるよう頑張りたい」と答えた。

報道陣の質問に答える飯塚投手 背番号30が光る


飯塚投手を始め新人選手8人は、入団発表会の前に横浜スタジアムを訪れ、グラウンドやブルペンなど施設を見学。飯塚投手は初めて同スタジアムのマウンドに上った。

22日には同スタジアムでおこなわれる「ファンフェスティバル」でファンへの挨拶をおこなう。新入団選手は1月8日から始まる新人合同自主トレでプロ生活をスタートさせる。

横浜スタジアムのマウンドに立つ飯塚投手 一日も早い一軍登板が待ち望まれる

(取材・撮影・文/岡田浩人)

【ルートインBCL】新潟が前川、桑田ら4選手を指名 ドラフト会議

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ルートインBCリーグは28日、長岡市の温泉施設「旬食・ゆ処・宿 喜芳」でドラフト会議をおこない、新潟アルビレックスBCが4選手を指名した。

新潟は地元枠として今春県大会でベスト4に進出した新潟産大附高3年の前川哲投手(18)、見附市出身で今春東北高をを卒業した髙井俊投手(19)の2人を指名。通常指名では沖縄県のビッグ開発ベースボールクラブ所属の仲村竜之介捕手(25)、桜美林大4年の桑田真樹外野手(22)を指名した。桑田外野手は元巨人・桑田真澄投手の長男。

新潟が地元枠で指名した前川哲投手(新潟産大附高3年)


新潟が地元枠で指名した髙井俊投手(見附市出身、東北高卒、悠久山調理師専門学校)


新潟が通常枠1巡目で指名した仲村竜之介捕手(ビッグ開発ベースボールクラブ所属)


新潟が通常枠2巡目で指名した桑田真樹外野手(桜美林大4年)

ドラフト会議終了後、新潟アルビレックスBCの藤橋公一社長は「前川くん、髙井くんとも体をしっかり作ってもらえば伸びしろが期待できる投手。捕手の仲村くんは即戦力として期待している。桑田くんは潜在能力も十分あり、長打を打てる選手として可能性を感じる。新監督人事は12月の上旬に皆さんに発表できると思う」と話した。

(取材・撮影・文/岡田浩人)

【ルートインBCL】新潟の新監督に元近鉄・赤堀氏

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ルートインBCリーグの新潟アルビレックスBCは4日、新監督に元近鉄の赤堀元之氏(44)が就任すると発表した。

赤堀氏は静岡高卒で、1988年のドラフト会議で近鉄から4位指名され入団。ストッパーとして活躍し、1992年に最優秀救援投手と最優秀防御率のタイトルを獲得。パリーグで5度にわたって最優秀救援投手に輝いた実績を持つ。2004年に現役を引退後は、オリックスや韓国のSKワイバーンズなどでコーチを歴任。2011年から再びオリックスで一軍投手コーチなどを務め、今季は育成担当インストラクターを務めていた。

赤堀新監督の就任記者会見は9日(火)13時からハードオフ・エコスタジアムでおこなわれる。BCリーグの公式Ustreamチャンネルでは14時からの新入団選手の発表記者会見と合わせて生配信の予定。
【配信チャンネル】
http://www.ustream.tv/channel/bcleague1

(文/岡田浩人)

【NPB】広島・今井が地元激励会で来季へ決意 「人生をかけて勝負」

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広島カープの今井啓介投手(27・中越高出身)が5日、長岡市栃尾地区でおこなわれた地元後援会の激励会に出席した。後援会員やファン約80人を前に今井投手は「今季は悔しい1年だった。来年の1年間を人生をかけて勝負の1年にしたい」と来季に向けた決意を語った。

集まった約80人を前に来季への決意を語る今井啓介投手

地元後援会による激励会は毎年この時期に開かれているが、今井投手本人が出席するのは2年ぶり。来賓として出席した中越高の鈴木春祥前監督が「来季は活躍して、テレビに出て、勝利投手になってぜひお立ち台でガッツポーズをしてほしい」と激励した。会では記念撮影や今井投手のユニフォームやサインボールなどが当たる抽選会がおこなわれ、ファンが交流を楽しんだ。

中越高の鈴木春祥前監督(右)と談笑


抽選会で今井投手のグッズが当たり喜ぶファン


小さな“カープ女子”から激励の花束を受け取る

今井投手はプロ入り9年目の今季、開幕は2軍スタートだったが7月に1軍に昇格。中継ぎで11試合に登板し、勝敗は付かなかったが防御率6.35とプロ入りワーストだった。来季10年目に臨むにあたり「先発で勝負したい」と話し、緒方孝市新監督のもとで開幕一軍と先発ローテーション入りを目指す。

(取材・撮影・文/岡田浩人)

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